＜アイドル誌チェック!!＞

ストーリーがクライマックスへと突入し始めた、嵐・松本潤主演の『失恋ショコラティエ』（フジテレビ系）の撮影現場レポートなど、今号もジャニーズ情報の豊富な「オリスタ」（オリコン・エンタテインメント）3月17日号。


Sexy Zone・中島健人の主演映画『銀の匙 Silver Spoon』（公開中）のインタビューでは、南国テイストのド派手プリントのキャスケットやジャケットをキュートに着こなしたグラビアが目を引きます。酪農に取り組む高校生を演じた中島は、長時間にわたる酪農実習を受けたそうで、「俺ね、搾乳テクニックは半端ないんですよ」という迷言が飛び出すほど、さまざまなプロセスをみっちり練習して臨んだのだとか。

中島が演じた八軒は素朴なキャラクターのため、撮影では普段のアイドルオーラを抑えることを意識していたそう。実は今回の撮影で、普段の自分がどれだけ“全力でアイドル”しているかということに気付いたらしく「（オーラを）発するにはエネルギーを使いますからねぇ」「家の中でも発してたら疲れるし、長生きできないんじゃないかと」など、素顔がかいま見られるようなコメントもポツリ。KinKi Kids・堂本光一やV6・三宅健らジャニーズの先輩たちも認めるアイドルオーラの持ち主である中島は、“子猫ちゃん”発言でおなじみのNEWS・手越祐也にも「（アイドルオーラは）君にはかなわないね！」と言われたことがあるそうで、「あの人は俺よりキラキラオーラのために使うエネルギーすごいと思う」と謙遜していました。無敵の“ラブホリ王子”もちょっとお疲れ気味？

今号の表紙は、アルバム『from ABC to Z』でCDデビューを飾るA.B.C-Z。橋本良亮がまだ加入していなかった4人時代の楽曲なども含めたアルバムは2枚組で、29曲の大ボリューム！　中には2005～06年頃の古い楽曲もあり、インタビューでは当時の思い出話なども。ステージで白いハットをかぶった塚田遼一が「目立ちすぎ！」と怒られたネタはグループの伝説になっていますが、同じ頃に「Kis-My-Ft2の北山（宏光）がタトゥシールつけてきて、それもめっちゃ怒られてた。たまたま俺も一緒にいて（中略）なぜか一緒に怒られてさ」（戸塚祥太）と苦笑い。共演の機会が多く、よきライバルでもあるKis-My-Ft2とは、同じ頃に初レコーディングも経験したそうで、北山から戸塚に「レコーディング、どうだった？」とさぐりのメールが届いたのだとか。

初回限定盤には、彼らの歴史やキャラクターを紐解ける秘蔵映像満載のDVD『乃木坂での密談』が付いています。塚田の「丸裸状態ですからね。ケガも失敗もあっての今だと思ってます！」というコメントから察するにかなり興味深い内容になっているようなので、ファン必見ですよ。

3月10日にオンエアされた『震災から3年“明日へ”コンサート』（NHK BSプレミアム）で司会を務めた中居正広のインタビューは、1ページながらなかなか読みごたえのあるもの。“歌の力”をテーマにした番組にちなんで、1998年の大ヒット曲「夜空ノムコウ」から、昨年プロデュースを手がけた舞祭組の「棚からぼたもち」までと、自らの音楽人生を振り返っています。

また、番組などを通じて被災地の復興を見守ってきた中居は、「被災された方は、間違いなく僕らよりも辛い思いをしているわけだけれど、でもその分思いやりとか、ハングリー精神とかは培われているんじゃないですかね。僕はそこに希望を感じます」とコメント。そして「歌も、聴いてくれる人がいるからCDをリリースできるわけだし、ライヴも来てくれる人、バラエティは観てくれる人がいて成り立っている。そういう人たちに、SMAPは支えられてきた。だから、順番じゃないですか。僕は、困っている人がいたら手を差し伸べる準備はいつもしておきたいと思います」と結んでいます。復興支援のためのチャリティプロジェクトなどさまざまな試みに取り組んできたジャニーズの一員ならではの深みのあるコメントに、ぐっとくる読者も多いのではないでしょうか。