＜アイドル誌チェック!!＞

「ポポロ」（麻布台出版社）6月号の巻頭で、4月23日にCDデビューを果たしたジャニーズWESTが座談会をしています。デビュー曲「ええじゃないか」のPVでは、レッドカーペットでたくさんの取材記者に囲まれて歌うという豪華でにぎやかな映像を披露した彼ら。グループでのシーンだけでなく、途中、メンバーひとりひとりがカメラの前で歌いながらポーズをつける映像が挟まれていますが、この撮影が意外と難しかったようで、苦労話を次のように振り返っていました。


桐山照史「あれ、ほんまむずかしかったよな。ずっと真正面からひとりだけ映すやつ」
中間淳太「めっちゃ緊張したわ」
小瀧望「初めてのPVでさ、フルコーラスあの状態はキツい」
桐山「一発目、足震えたもん。誰いく？って聞かれて誰もいかへんから、俺がいったけど」
中間「どんなんかわからんから、人の見たいやん（笑）」
桐山「スタジオ入ったら、いきなり曲かかるし。一発目のリアクションがほしいって」
藤井流星「ずっとカメラの前でひとりやもんな」
重岡大毅「しかも映ってるのが顔の周りだけやからさ」
神山智洋「できることが限られてくんのよ」
藤井「だからみんなクセが出てくるねん」
桐山「小瀧なんかグーサイン20回ぐらいやってるし」
小瀧「俺のボキャブラリーの少なさ（笑）」

実際にPVを見てみると、そんな緊張感はまったく感じず楽しそうに歌っているように見えますが、実際はドキドキものだったんですね。デビューPVらしい初々しいコメントに心なごみます。そんな彼らは、この数カ月間で周りを取り巻く状況が変化したとともに、内面においても大きな変化があったようです。「7人が同じメンバーっていう意識は芽生えたよね」（中間）、「今までって正直、Jr.って周りがライバルでもあったから、言えんこともあったけど、でもこれからは何があってもずっといっしょ。だから自然と自分のことじゃなくて、グループのことをいちばんに考えるようになったね」（重岡）と、心情を率直に語っていました。昨年のカウントダウンコンサートでのデビュー発表から、怒濤のような日々を過ごしてきたと思いますが、絆を深め着実に成長していることがうかがえます。

Sexy Zoneは、「女のコのタイプ　2択座談会」と題し、それぞれ女の子の好みについて座談会。この中で、中島健人の好みがあまりに“昭和”というか、コテコテのぶりっ子タイプなので、ご紹介したいと思います。まず、「従順で素直orツンデレ強気」という2択でどちらを選ぶかというお題。「どっちも好きだけど、素直な女のコはカワイイなって思うよ」（松島聡）、「理想は両方あったほうがいい」（佐藤勝利）と年下組が当たり障りないコメントをしている中、中島は「俺は守ってあげたくなる女子がいいね」「俺は従順な女性を愛したいタイプなの」「どうしても俺は女性を守りたい！」と強く主張しています。

続く「天然おっとりorしっかりバリバリ」では、中島は「ふだんはしっかりしてるけど、たまに天然が出ちゃって恥ずかしそうにしている子とかよくない？」と提案。これには松島、佐藤から「それ、ベスト！」「超カワイイ」と賛同されていました。次の「ガーリーorボーイッシュ」では、「ちょっと大きめのパーカにショートパンツ。スニーカーもいいなぁ～」と、ボーイッシュ推しの菊池風磨にマリウス葉、佐藤、松島が同意しましたが、中島ひとりだけガーリー派。「（フリフリは）どこまででもOK（笑）。まあ、常識の範囲内ならね（笑）。でもとくに何を着てなきゃダメって決まりはないよ。そしてロングのふわふわヘアだったら、思わずお近づきになりたくなっちゃうかもね」とコメント。“王子様キャラ”として人気の中島ですが、恋愛観が中学生のマリウスよりも夢見がちな気がするのは気のせいでしょうか。メンバー5人の好みの違いがはっきり表れていて興味深いページでした。

さて、「ポポロ」は6月号で創刊22周年を迎えたそうで、モノクロのページにおいて、記念スペシャル「ポポロあるある58」という企画を組み、「ポポロ」でありがちな事柄をスターと読者から募集して発表しています。「スター的あるある」では、「SEXYポーズを求められがち」（Hey!Say!JUMP中島裕翔）、「インタビュー内容がたまに意味不明（笑）」（中山優馬）、「この写真選ぶ？っていう意外な写真がよく選ばれる（笑）」（KAT-TUN田口淳之介）、「脱がされる」（NEWS手越祐也、Sexy Zone佐藤）、「恋愛話がやたら多い」（Hey! Say! JUMP山田涼介、有岡大貴、髙木雄也、A.B.C-Z戸塚祥太）といった意見がありました。マニアックなグラビアと恋愛観に容赦なくツッコむインタビューで、ファンから支持を集めている「ポポロ」。脱がされたりしゃべらされたり、スターはたいへんだと思いますが、これからも期待しています。