KAT-TUNがMCを務める『ザ少年倶楽部プレミアム』（BSプレミアム）。6月18日放送回の「Premium Show＆History」のコーナーにはHey!Say!JUMPがゲスト出演しました。



超ハイテンションでスタジオに入ってきたHey!Say!JUMPメンバー。あまりのうるささに中丸雄一は八乙女光を捕まえて鉄拳をお見舞いします。実はこの2人、顔が似ているとよく言われるそうで、上田竜也が「昔さ、八乙女に『中丸に似てる』って言ったら泣いたよね（笑）」と明かすとスタジオの面々は大爆笑。泣いた理由を尋ねられた八乙女は「嫌だったから」とひと言で返し、中丸に「オイ！」と怒られます。さらにもう1人、メンバーで中丸に似ていると言われていたのが知念侑李。9歳の頃KAT-TUNメンバーに囲まれ「中丸の小さい時に似てるな」と言われた記憶があるそうです。

全員が平成生まれのHey!Say!JUMPにとってKAT-TUNはよき兄貴分。薮宏太や八乙女はいつも亀梨や中丸の膝に座っていたそうですが、なかには亀梨に恐怖を覚えていたメンバーも。亀梨から「おとなしいイメージがある」と言われた有岡大貴は、「オレほんと、KAT-TUNの前だとすっげーおとなしかったです」「怖かったッス」と吐露します。当時ジャニーズJr.でKAT-TUNのバックで踊っていた有岡は、座席の都合でJr.の中で一人だけKAT-TUNの車に乗ったことがあったとか。先輩の車でどうしていいかわからない有岡はとりあえず寝たフリをしたそうですが、なんと耳元で「オイ。ホントは起きてんだろ？」と亀梨の声。有岡は「バレてる！」と思うと目も開けられず、話しかけられた後の記憶もないほどの恐怖を味わったのだとか。この話に一同は「こえー！」。当時を思い出したのか有岡は涙目でした。

また「亀梨くんに近付くとリーゼントにされる」と話し出したのが山田涼介。KAT-TUNのライブ本番15分前、亀梨がA.B.C-Z河合郁人とKis-My-Ft2千賀健永の頭をリーゼントするという事件が発生。2人は「これで（舞台）出るのヤバくないっすかね」と心配していたそうですが、山田によると案の定「部屋出てったなと思ったらビッチョビチョのまま帰ってきたんですよ。『どうしたの？』っつったら、『めっちゃ振付師に怒られた』」。どうやら2人は濡れたままステージに立ったそうで、この話に中丸は「ただのやんちゃな先輩じゃないですか！」とツッコみます。もちろんどちらの話も亀梨に悪気はなく、しかも覚えていないような些細なこと。それが、絡まれた後輩にとっては一大事で今でも覚えているというから面白いものです。

その後「Premium History」では、2006年と07年に放送された懐かしい映像を振り返りました。ここで一番の笑いをさらったのは岡本圭人。薮と八乙女に挟まれて歌う岡本の、首振り人形のように首をクニャクニャ揺らす歌い方に「首がすわってない」「素人丸出しだよ！　これまだマイク持っちゃダメでしょ（笑）！」と全員が声を上げて大爆笑。特に亀梨はその映像をえらく気に入った様子で「一晩中見てられる（笑）」「もう一回見たいわ！」と大ウケでした。

当時イギリスに留学していた岡本は夏休みだけジャニーズJr.として活動していたため、周囲からは出稼ぎのようなニュアンスで「夏休み限定活動」と言われていたのだとか。そんな岡本に対し、薮は舞台袖で「真ん中の線に立つんだよ」と優しく教えていたそうですが、八乙女によると岡本は「（そう教えると）きちんと真ん中の線歩いて、赤く光ったカメラは全部見る」。亀梨は「パパ（男闘呼組・岡本健一）がパパだし、なかなか普通の人にはないパターンだけど」と言っていましたが、Jr.期間が短く、2世でありながらデビュー時には知名度が一番低かった岡本。きっと人一倍の努力をしてきたに違いありません。

さて「大人の修学旅行」のコーナーでは、上田と田口の沖縄旅行の後編を放送。2人の宴会シーンでは、メンバーへの思いを本気で語り合いました。田口は上田について「仕事にかけるエネルギーが強い。ガチじゃん、常に。ガチなことをストレートに出せるところがうらやましい。大人ですよ」と思いを打ち明け、また上田は「田口は、尖ってるって言われるKAT-TUNの中でも一番平和だったよね」と言った後、「お前さぁ、ギャグ言うとき手汗かくじゃん」と暴露。が、田口は「なんでそんな見てるかな～すごい細かいところ見てるよね」とちょっとうれしそう。続けて「よさ気付いた？　オレの」と調子に乗って聞くと、上田は「（4人）集まるとね～イラッとするんだよね」。グループでいる時と2人きりの時とでは関係性が変わってくるという話には、田口もうなずいていました。

また亀梨については「どんな時でも亀梨和也っていう、プロ意識はやっぱり（すごい）。いろいろ考えてると思うよ」（上田）、「本番に対する度胸も人一倍ある。熱いよね。野球少年だったからチームプレーに対してすごく意識が高い」（田口）。また中丸については「すごい真面目なんだよね。年上っていうのが出てきてるじゃん。影のリーダーですよね」（田口）、「『影』の？　『影』いらないんじゃない別に（笑）。あいつがいるからちゃんとまとまれる」（上田）と語りました。翌日は朝6時からロケだったそうですが、この時ばかりは沖縄のゆったりとした空気に身をまかせ、ほんのり顔を赤らめて語らった2人。映像を見たスタジオの4人は恥ずかしそうにしていました。

またトークコーナーには少年隊やシブがき隊と高校の同級生だというパパイヤ鈴木が登場し、パパイヤ振り付けのAKB48「恋するフォーチュンクッキー」を直々にレッスン。メンバーはノリノリで踊った後「マジさー、（KAT-TUNも）振り付けてほしいね！」（亀梨）、「なんか1曲ほしいよね」（上田）と大盛り上がり。最後には亀梨が「本当に冗談抜きで近々にお会いできたらうれしいです。来週から（ライブの）リハが始まるので」と本気で頼み込んでいましたから、7月8日から始まる全国ツアーでは、ファンも一緒に踊れる振付けが披露されるかもしれませんよ！