ジャニー喜多川社長の“お気に入り”として、小学生の頃からジャニーズJr.の中でも中心メンバーとして活躍している森本慎太郎。2009年12月にJr.内ユニット「スノープリンス合唱団」のメンバーとして、「スノープリンス」でCDデビュー。同月公開の映画『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』では映画初出演にして初主演を務め、同年末の『第60回NHK紅白歌合戦』内の企画「こども紅白歌合戦」に出場したり、愛くるしいビジュアルゆえか、異例の好待遇を受け続けてきました。バラエティーでは『お茶の水ハカセ』（TBS系、09年11月～11年3月放送）にレギュラー出演し、マツコ・デラックスが森本について「ジャニーさんの1番のお気に入りなんだから」と発言するなど、業界内でも森本の“猛プッシュ”は露骨なほどでした。


兄・森本龍太郎はHey!Say!JUMPとして活躍していたものの、11年6月に「週刊女性」（主婦と生活社）の報道で未成年での喫煙が発覚し、無期限の活動休止処分に。しかし、社長の“オキニ”だけあって、その後も慎太郎の活動にはさほど悪影響は出ていません。

12年夏に出演した『GTO』（フジテレビ系）や、昨春に放送されたSMAP香取慎吾主演ドラマ『幽かな彼女』（同）では、周りの生徒役の俳優と並んでいても体格に大差がなかった森本ですが、7月15日に17歳を迎えるだけあって、最近ではすっかり“ガチムチ系”の体形に成長。田中樹や松村北斗など、仲の良いJr.からはコンサートや雑誌上で「ゴリラ」とイジられることも。そんな森本は「Wink up」2014年8月号（ワニブックス）で、過去と今の自分の容姿について語っています。

森本いわく、小さい頃はよく女の子に間違えられていたそうで、

「ジャニーズに入ってからも、先輩たちから『かわいい！』って言ってもらえてたけど、本音はビミョーな気持ちだったな。やっぱ男だったら『カッコいい』って言われたかった。今じゃ、『ゴリゴリ』って言われてるけどね（笑）。親からも『どこで路線変わったんだろうね』って言われるし（笑）。でも今の自分のルックス、オレの中身とあってるから嫌いじゃないよ」

と、当時の複雑な心境を吐露していました。現在の体型に納得はしているものの、よく活動を共にしている高地優吾や京本大我が華奢なこともあって「ヤセようかなぁ」と真剣に考えたりする時もあるそうですが、

「でもこの体型だと、踊ってるときにダンスが大きく見えて目立つっていう利点もあるしなぁ。静止画メインでいくか、動画メインでいくか……悩む（笑）！」

と、タレントらしい発言も。ちなみに、森本のページには、Jr.のオーディションでジャニー社長に「ユー、デブだね」と言われたという逸話を持つ諸星翔希も「デブ話」に言及。東京・シアタークリエで公演が行われた『Live House ジャニーズ銀座2014』（4月28日～6月4日）を振り返り、

「特に慎太郎とふたりでやった、ゴリゴリなダンスが大好評だった。ファンの人からは『動物園みたいでスゴかった』ってホメてるのかナゾの感想も届いたよ（笑）。よし、これからは慎太郎とゴリゴリ系コンビでやってくか（笑）！」

と、勝手に宣言しています。最近では先輩のジャニーズWEST・桐山照史が「デブキャラ」ポジションに君臨していますが、森本や諸星がその後を追うことになるのでしょうか？　ファン離れが加速しない程度に、体形キープに努めてもらいたいものです。