＜アイドル誌チェック!!＞

発売中の8月18日・25日号でめでたく創刊35周年を迎えた「オリスタ」（オリコン・エンタテインメント）。今号ではさまざまな豪華アニバーサリー企画を展開しています。



まず35年間のオリコンランキングを振り返る「オリスタPLAYBACK」のページには、これまでのJ-POPシーンを彩ってきたジャニーズタレントが多数登場。創刊間もない1980年のアイドルブーム期に歌手デビューした近藤真彦や田原俊彦ら“たのきんトリオ”、86年にミュージカル『PLAYZONE』をスタートさせた少年隊、90年代に入ると今なお話題を振りまいているSMAP、そして99年にはハワイでデビュー会見を行った嵐など、当時の表紙やグラビアなどでジャニーズの歴史をたどることができる保存版になっています。なかでも99年に表紙に初登場した嵐の、全員日焼けして真っ黒なショットは貴重かも？

KinKi Kidsは、「オリスタ」への登場回数も多く同誌の“顔”的な存在。今号では「KinKi Kids×オリスタHistory」と題して、過去の表紙やグラビアなどを8ページのダイジェスト版で紹介。00年ごろから大きなビジュアルの変化がなくある意味“奇跡”な堂本光一、対して号ごとに髪型やファッションのテイストを目まぐるしく変えていく堂本剛、2人のこれまでの変遷をたどることができる興味深い内容になっています。

そのほかにも今号にはKinKiの2人が登場している企画が複数あり、まさにKinKi祭りなムードを醸し出しているのですが、なかでも豪華なのは『新堂本兄弟』（フジテレビ系）のメンバーによる座談会。番組収録以外ではほぼそろわないメンバーの集合ショットや、オリスタ35周年祝いのケーキを剛がカットして、上に載ったイチゴをメンバー同士で食べさせ合うなど番組のアットホーム感が伝わるグラビアはなかなかレアではないでしょうか。

座談会では、“近年のKinKi2人の変化”についても触れられているのですが、西川貴教が「光一が嫌いな食べ物を克服してる（※ロケで苦手だったナスを食べたりしていた）」と褒めたのに対して、相方の剛が「（それは）お母さんが言うことやんな（笑）」と鋭くツッコミ。先日放送分の京都ロケの打ち上げでは、光一とえなりかずき、DAIGOという珍しいメンバーで日本酒を飲みつつ語り合ったそうなのですが、そこでなぜか女性の扱い方について光一とえなりが意見を戦わせたそうで、当の本人は「えなりくんは僕と恋愛観が一緒だと思っていたらしくて。話を聞いてると全然違うんですよ。（中略）一緒にしないで欲しい！」とブーイング。この組み合わせでどんな話をしていたのか、かなり気になりますね。

そしてここ最近はすっかりオリスタ常連組になったKis-My-Ft2は、8月10日でデビュー3周年。これまでの軌跡を振り返るインタビューなど、複数の企画に登場しています。なかでも舞祭組のレギュラー番組『UTAGE！』（TBS系）に関するインタビューはタイムリーなネタですが、そのなかで話題の“センター”を獲得していたのは横尾渉。

レギュラー出演していない玉森裕太・北山宏光・藤ヶ谷太輔も毎週番組はチェックしているそうで「振り切ってますよね！（中略）特に横尾さんがすごい」（北山）と注目しているのだとか。しかし横尾が「（番組中の歌で）危ないところは全部、俺が引き受ける。ケガするのは俺だけでいい」とカッコよく語っていたという話には「にしてもケガしすぎでしょ！」（藤ヶ谷）とバッサリ。対する舞祭組チームでも、「横尾さんは（歌が）本当にどんどん上手くなってきてる！」（千賀健永）、「ホントだよなぁ、師匠」（二階堂高嗣）とメンバーが絶賛。横尾本人も「ついさっきも収録終わりに相川（七瀬）さんからちょっと……褒められてしまいました（満面の笑み）」とまんざらでもない様子。

舞祭組の活躍に触発された残り3人が「いっそ僕ら3人でもCMをやりたいですね」（藤ヶ谷）と話すなど、デビュー4年目にしてグループ内にさまざまな変化が出てきたKis-My-Ft2。横尾の歌唱力を含め、今後も目が離せません！