9月21日放送の『世界の果てまでイッテQ！』（日本テレビ系）で、NEWS手越祐也が「飛行機ベアフッティング」に挑戦。超人的な身体能力を見せつけるも、厳しいチャレンジとなりました。



ベアフッティングはボートに引かれながら素足で水面を滑るスポーツで、以前番組MCの内村光良が成功に5日間かけたほど難易度の高いもの。しかし今回手越を引っ張るのは速度も迫力も段違いの飛行機、しかも時間は3日間しかありません。そんな追い込まれた状況にもかかわらず手越は「どうも！　みんなのダーリン、手越祐也です」「チャチャチャっとカッコイイところを見せて終わらせて、日本に帰りたいと思います（チュッ！）」と相変わらずの王子キャラでロケをスタート。この競技の凄まじさを彼はまだ知りません。

今回手越を指導するのは、ベアフッティング世界選手権で2位に輝いたという23歳のベン。まずは内村が挑戦したときと同様に、ボートに付けられたブーム（竿）を持ち、水面に立つのを練習します。手越は、運動神経抜群のはずのADが先に挑んで大クラッシュしたことから「逆に嫌なの見たよ！」と苦笑していましたが、ブームを持つなり「よーし立っちゃうぞ！」と表情を変え、ボートがスピードを上げると爽やかな笑顔。なんと一発で水面に立ってみせたのです。内村が5日かかったことを、ものの数分で成功させてしまった手越。これにはベンも驚きを隠せず、「一発で立ったヤツは初めて見たよ！」と指笛を鳴らします。その後、ブームをロープに代えて難易度が上がってもすぐに成功。ベンも突然やってきた「すげぇヤツ」に驚きを隠せず興奮気味です。

こうして初ベアフッティングに好感触を得た手越。ですが、夜にはアメリカで有名だという心霊スポット・キューバンクラブで「肝試し闇珍獣クイズ」をすることになり、「お化け屋敷、心霊スポット、大っ嫌いなんですよ!!」とブチ切れます。その言葉通り、館内ではスタッフが一緒にいるのにビビりまくる手越。スタッフが仕込んだ幽霊役の子どもを見て腰を抜かし、「闇珍獣当てクイズ」で大嫌いなタランチュラを触って再び腰を抜かし、そこへいきなり口から血を流した女性が現れたため、今度はカメラマンの脚にしがみついて絶叫。昼間の勇ましさとは真逆の手越に、ネット上の視聴者は「かわいすぎる」「愛おしさ1000％」と沸いていました。

そして2日目。今度は足に水上スキーをつけ、滑りながら脱ぐ練習をすることに。失敗するたびに水面に叩き付けられるその衝撃を、以前内村は「体育館の床に投げ出されたみたい」と表現していましたが、手越も失敗するたびに「ザーヒー（膝）が……。ポーンってもってかれた」「ちょっと待って。玉を強打したから（笑）」と膝や股間を負傷。けれども一切弱音を吐かないのが手越。それどころか「キツさと難易度も含めて想像以上。クラッシュの時の激しさっていう意味ではナンバーワン」「その無理難題をこなせるかこなせないかっていうギリギリのところが燃えてくる」と挑戦心をかきたてられている様子。そして見事スキーを外せるようにもなり、たった2日で「飛行機ベアフッティング」への準備が整います。

ところがロケ最終日には、前日痛めた膝が悪化。それでも手越は「とりあえずチャレンジはしたい。それでてっぺんまで辿り着かなかなかったらしかたない」と前向きでしたが、心霊スポットに出掛けたせいなのか、さらに「天候悪化」という不運にも見舞われ、チャンスは1度きりに。手越は飛行機に引かれてスキーを片足脱ぐも、その後クラッシュ………。残念ながら成功ならずでした。

手越は「なんであの1回で立てなかったんだろう。ベンもサポートしてくれたんだけどなぁ」と悔やみ、ベンから温かい言葉をかけられると自分のTシャツに顔をうずめて男泣き。しかし今回の挑戦は、『イッテQ』メンバーが世界各地で撮った写真をカレンダーにする企画の一環。手越が担当する9月のカレンダーは空白のままです。「いつも強気なこと言ってるんで、できないまま終わるっていうのは男として情けないし、自分自身も絶対許せない。絶対リベンジしてみせます」と誓っていた手越。2014年のカレンダーが昨年11月末放送分で完成していたことを考えると、再チャレンジの日は遠くないはず。次こそは手越の笑顔が見たいですね！