10月19日放送の『LIVE MONSTER』（日本テレビ系）にV6が出演。「V6秘密のオフ会」と題し、来年デビュー20周年を迎えるメンバーがもつ鍋屋に集合。酒を酌み交わしながら、和気あいあいとこの20年を振り返りました。



多くのジャニーズグループがデビュー前に結成し、下積みの苦労を共に分かち合いながらデビューを迎えるのに対し、結成とほぼ同時にデビューしたV6。岡田准一に至っては『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』（日本テレビ系）内の公開オーディション企画「ジャニーズ予備校」に合格し、上京してすぐにV6としてデビューしたため、その衝撃と忙しさからか「デビューして1～2年あんまり覚えてない」とのこと。そんななか強く記憶に残っているのは、「よく『ちゃんと寝なさい』って坂本（昌行）くんに怒られたこと。『学校行け』って言われてたこと」だそう。当時、岡田は14歳。一方の坂本は24歳だったため、すでに大の大人の坂本は缶ビールを飲みながら「お前早く寝ろ！」とまるで父親のように叱っていたんだとか。

そんな口うるさい坂本を、当時「めんどくさい人！」と思っていたのが三宅健。三宅は着席するなり、店で出されたおしぼりの匂いを嗅ぎ「おしぼり、OK！　これで信頼できるお店かどうか決まるんだ」と持論を展開するなど、この日も自由すぎる言動を見せます。「メンバーのここがすごい！」と思うところを挙げる場面では、「今だから、言っていいかなぁ？　岡田言っていい？」と隣に座っていたNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』の主役を務める岡田の肩を叩き、肩をつかんだまま「ここに軍師官兵衛いますけども、オレたちに演技指導してたの、あの人だぜ？」と坂本を指さします。

坂本はデビュー年の10月から放送されたV6主演ドラマ『Vの炎』（フジテレビ系）の撮影中、「お前ら集まれ！」と合宿所のダイニングテーブルにメンバーを集め、翌日のシーンの読み合わせを開始。しかし、例によってすでに右手には缶ビール。「違うんだよ岡田！　だからお前はもっと感情を込めて！」と厳しく指導していたようですが、いかんせん酔っ払っているため同じことを何度も岡田に要求。坂本は当時リーダーとしての責任を果たそうと必死だったはずですが、そういった経緯もあって「めんどくさい人」になってしまったようです。

そうして三宅が出した結論は、「だから、岡田を育てたのは坂本くん。あの時の坂本くんなくして、今のお前はないんだからな！」。さらに「なんか今、世間で大河の主演だ、やれ軍師官兵衛だってすげぇ囃し立てられてるけど、オレたちにとっちゃお前は岡田！　『オ・カ・ダ』の3文字に尽きるんだよ！」と絡み出します。一方でそんな三宅を「そうですね」と取りなし、笑みをたたえながら食事を続ける岡田。これほどまでに違う性格だからこそ、20年うまくやってこれたのではないでしょうか。

さて、この一連のやり取りに大笑いしていたメンバーたち。周りが「三宅健ってすげぇよな」（井ノ原快彦）、「人との距離の近付きかたのスピードがハンパじゃない 」（坂本）、「マネしようとしたらケガするよ」（井ノ原）と話すのに気を良くした三宅は、自分の腕を叩きながら、岡田の向こう側にいる森田剛にアイコンタクトでアピールします。また「20周年を記念してやりたいこと」を尋ねられた三宅はディズニーランドを希望し、「キャラクターに扮装して、ディズニーの世界に染まって遊ぶ」と宣言。井ノ原をグーフィー、長野博をドナルドダック、そしてミッキーを「オレ」とした上で、「しょうがないからミニーで」と森田の肩を叩く場面も。三宅からミニーをあてがわれた森田は相好を崩して大照れ。20年を経ても剛健コンビは健在です。

一方リーダーの坂本は、「6人で、決まりがない旅をしたい」とのこと。「どこに行くかも決まってない。なにをするかも決まってない」と話すと、すかさず三宅が「それ最後にキャンプファイヤーやるパターンのやつじゃん！　泣くんでしょ？　また泣くんでしょ？」と楽しそうに猛ツッコミ。実は結成10周年の際、レギュラー出演していたバラエティ番組『学校へ行こう！』（TBS系）内で北海道を旅したV6。最後にはキャンプファイヤーでそれぞれの思いを語る場面があり、感極まった坂本は涙を流していたのでした。さてデビュー20周年を迎える来年、再び6人の旅が放送されるのを期待したいですね！