＜アイドル誌チェック!!＞

「Myojo」2014年12月号（集英社）は通常通り多くのジャニーズタレントのインタビューが掲載されていますが、今号は特にイメージとのギャップを感じるインタビューが目につきましたので、チェックしていきましょう。



まずは、主演映画『MIRACLE　デビクロくんの恋と魔法』が11月22日に全国ロードショーとなる、嵐の相葉雅紀。今号では、共演者である榮倉奈々と一緒に登場しています。バラエティーでは共演があるものの、演技での共演は初ということで、まずは互いの印象からインタビューがスタート。

「飾らなくてスマートで、あまりキャピキャピしてない落ちついている方だなって」と話す相葉に対し、「正直どんな人かまったくわからなかった（笑）。バラエティーでお会いするときと印象が変わらないし、厚い壁が取れなくて」と、国民的アイドル相葉の素を引き出そうと果敢に切り込む榮倉。相葉といえば一般的には「天然」「おバカ」と評される愛されキャラですが、榮倉が撮影現場で見た相葉は周囲を気遣い「立ち振る舞いとか考えて行動しているように見えたんです」とのこと。どんどん心の中に踏み入ってくる榮倉に、相葉は「“こいつには裏があるな”って!?」とけん制しつつも、「絶対（裏の姿を）見せないけどね（笑）」と最後には上手く煙に巻いた格好。相葉のことを「実は頭がいい」と見るファンも多いですが、バラエティーなどでその鋭さ・賢さがポロリと出てくる瞬間を見つけるのもファンの楽しみといえそうです。

Hey!Say!JUMP伊野尾慧も今号では意外な一面を見せています。今号のHey!Say!JUMPは、3組に分かれて読者からのお悩み相談に回答。伊野尾は、高木雄也・藪宏太とともに、“中学生のころはすぐ怒る性格だったのに、高校入学を機に人への興味をなくした”という女の子にアドバイスを送っています。高木が人への興味を失くすことの危険性を訴えていると、意外にも相談者の心理が理解できると語り出したのが伊野尾。「そういえば、俺も中2ぐらいのときに、まわりの人に興味をなくしたことがあったよ」「“俺ってもしかして、みんなとはちがうんじゃない？”って」と伊野尾の話が危険な方向にいっていることに気づいた藪が「それを俗にいう…」と振ると、伊野尾は「中2病！」と高らかに中2病宣言！　誰しもが通る黒歴史をサラッと語る伊野尾はかっこいいですね。

「でもね、思春期特有の一時的なものだから、そのうち治ると思うよ。俺は中3で目が覚めたもん」と相談者を励ましていますが、伊野尾自身は「Myojo」2014年3月号のインタビューで、「俺、高校2年になったくらいから友だち、ひっとりもいなくて。マジメだった俺でも、小さな反抗期だったっていうか、荒んでたっていうか。自分から壁作ってたんだけどね」と振り返っており、「中3が目が覚めた」はずが、なんと高校生になってまで中2病を引きずっていたよう！　いまや適当すぎる発言でメンバーやスタッフ、取材陣を困惑させることも多い伊野尾ですが、繊細すぎる性格や苦しんだ思春期の反動なのかもしれませんね。

ジャニーズタレントのアンケート企画「ココだけの…セキララ体験記」を見てみましょう。今月のテーマは「まんまとアイツのワナに落ちました」で、ここでもアイドルたちのギャップを感じるエピソードがてんこ盛りです。

Sexy　松（SHOW）の松島聡は、Jr.神宮寺勇太に「すっかりだまされた」と告白しています。これまでちゃんと話す機会がなく、チャラ男として知られる神宮寺とは話が合わないと思っていたそうですが、この夏に行われたイベント『ガムシャラSexy夏祭り!!』を機に急接近。実はきちんと話を聞く上に、松島が体調を崩した時には無言で毛布を持ってくれるという気遣いに、松島も「すげーやさしいと思っちゃった！　あのチャラチャラした雰囲気は、計算なんだな！」とすっかり神宮寺の虜に。

実は神宮寺、過去のインタビューでは「ぶっちゃけちゃうとオレ、『ビジネス・チャラ男』なわけ。（略）このキャラさ、楽しいんだけど、ときどきしんどいこともある」と漏らしており、“実は真面目な神宮寺”としてファンにも温かい目で見守られています。このアンケート企画でも神宮寺は、Jr.の岸優太に本番前に「チャックあいているよ！」と言われ、毎回ウソだとわかりつつも必ず見てしまい、今ではチャックを確認する癖までついてしまったと語っており、どこまでも真面目！　チャラ男ゆえのしんどさはあるものの、松島に本当の自分を理解してもらったことで、神宮寺の心が軽くなったかもしれませんね。

一方で松島もその小悪魔っぷりをKis-My-Ft2二階堂高嗣に暴露されています。それは、2年前に行われたジャニーズ野球大会の後片づけをしていたときのこと。二階堂がユニフォームを畳んでいるときに松島と目が合ったので、「どうした？　いっしょに片づけに行く？」と声をかけたら、「行かねーよ！」と先輩に対するものとは思えぬ返事！　二階堂自身も「え？　こういうキャラだっけ!?」と一瞬パニックになったそうですが、次の瞬間「ウソです、ウソです」とかわいらしい笑顔を見せていたそうで、「そのギャップにすっかりやられた。あれが計算だとしたら、相当の策士だよ」とすっかり松島にメロメロになったようです。

ステージ上の立ち振る舞いや取材やバラエティーなどでの機転の利いたやりとりなど、常にファンの目を引き付けなければいけないジャニーズアイドルたち。上記のような萌えエピソードを持っていることは、基本中の基本で、まずは仲間内で相手を魅了する術を磨いているということかもしれません。しかし、各々がすでに高レベルの手練手管を身につけているようなので、ファンがこの先も身悶えするのは必至といえそうです！