＜アイドル誌チェック!!＞

「duet」2015年1月号（ホーム社）は本編もさることながら袋とじや表紙、付録も豪華です。表紙は岩橋玄樹・神宮寺勇太ら人気ジャニーズJr.が表表紙、A.B.C-Zが裏表紙を飾るW表紙です。さらには付録としてジャニーズWESTの「着せかえCDケース」がついていたり、袋とじでは「Johnny's White Xmas白書2014」と題して人気Jr.がクリスマスを想定した告白の台詞を披露したり、NEWS手越祐也やA.B.C-Z橋本良亮らが理想のクリスマスデートを語ったりと、ロマンチックな気分に浸れること間違いなし。



「duet」は以前から読者からのイラストや手紙を紹介する読者ページが充実していましたが、今号では「29周年突入企画第2弾」ということで読者ページを「ワチャワチャの森」という名前に変えて一新しています。「胸キュン　妄想ドラマ」というコーナーでは読者イラストをもとに、Jr.田中樹が“毛布にくるまってコーヒーを飲む”というシチュエーションに挑戦するなど、より読者とアイドルの距離が近づくコーナーが増えていくようです。各コーナーの説明文を見ると、内容はそのままに名前だけリニューアルしたのでは？　という疑問がわいてこなくもないのですが、ファンの疑問にアイドルが直接答えてくれるコーナーもあるので、興味のある人は投書してみては？

今月号は「1月号」と言いつつも、実際の発売は12月。そのせいか、各グループのインタビューでは、今年を振り返る記事が多く目立ちました。

A.B.C-Z橋本の「2014年最大の事件（お仕事編）」は、「A.B.C-Zの移動車が2台に増えた！」ということ。これは、メンバー個々の仕事が増えたことを意味するようで、橋本も「うれしい事件だね」とにんまり。今年はメンバーが立て続けに舞台に挑戦し、大きな飛躍を遂げた年。しかしファンとしては、今夏放送されたドラマ『魔法★男子チェリーズ』（テレビ東京系）のような、グループ主演の映画やドラマを期待したいですね。

河合郁人のプライベートにおける事件は、「9月、10月と（ジャニーズJr.の辰巳）雄大が舞台で東京を離れてて、2カ月間も会えなかったこと。こんなの初で、ほかに友だちがいないオレにとっては事件だったよ」と嘆いています。仕事のスケジュールを調べるほど辰巳が大好きな河合にとっては、この2カ月は耐え難かったよう。しかも最近は中山優馬も辰巳と仲が良く、河合いわく「取られちゃいそうなのが心配」とのこと。河合は辰巳との仲を深めるのもいいですが、もともとインドアで知られるメンバーの五関晃一が今年最大の事件として「ひとり暮らしを始めた」ことを挙げ、食事を外で済ませていると語っているので、ぜひ誘ってあげてください！

NEWSはメンバーそれぞれが今年印象に残ったトピックを語っています。今年30歳を迎えた小山慶一郎は、自身の誕生日が印象的だったよう。当日は、友人たちがサプライズで作ってくれたという写真のスライドショーが流れ、最後に母親からの手紙が流れたときには「もうね、嗚咽（笑）」というほど感動したよう。小山は先月号の「duet」で母親の誕生日をサプライズで祝ったと話していましたが、母親からサプライズ返しがきたようで、素敵な親子関係が伝わってきますね。

手越は、今年も大活躍だったレギュラー番組『世界の果てまでイッテQ！』（日本テレビ系）で散々行かされた「海外ロケ」を14年の大ニュースに挙げています。その中でも特に過酷だったのが、飛行機でひっぱられながら海面をすべるベアフッティングのロケ。ベアフッティング自体が難易度の高い競技ですが、このロケではわずか3日間での習得が求められました。船を使った練習では滑ることができたものの、練習中に膝を痛め、飛行機で引っ張る本番では失敗。悔しさから涙する手越をよそに、画面上では「全国の男性諸君は『何だこれ？』とお思いでしょうが、一緒に泣いている手越ファンのためにもう少々お付き合いください」という冷静なテロップが映し出され、ベアフッティングの大迫力と手越イジリが大ウケし、ネット上でも大きな話題となりました。

手越は改めてこのロケを「ひさびさの強敵だった」と振り返りながらも、番組のおかげで「子どもや、お父さん世代にも声をかけてもらえるようになったのが本当にうれしくて」と知名度が上がったことを素直に喜んでいます。過剰なアイドルキャラと過酷なロケのギャップで『イッテQ！』で確かなポジションを築き上げた手越。来年もケガに注意しながら、刺激的なチャレンジで視聴者を楽しませてほしいですね！