＜アイドル誌チェック!!＞

「ポポロ」2015年3月号（麻布台出版社）は、「ときめきバレンタイン大特集！」と銘打って、アイドルからファンへの甘いメッセージやバレンタインにちなんだ思い出が語られています。



そんな中にあって、男同士のくだらなくも微笑ましい会話が繰り広げられているのが、ジャニーズJr.の神宮寺勇太・岩橋玄樹・阿部顕嵐・岸優太・宮近海斗の5人のインタビューページ。東京のJr.の中で、いま最も旬な5人、気心知れたメンバーでのトークとあって意外な一面が暴露されています。

例えば「この中でいちばん怒ったらコワイのは？」と質問に名前が挙がったのは阿部。「顕嵐って確かに何をやっても怒らないから、そこが怖いところでもあるんだよ」（岸）、「だから、怒らせたくなってドッキリとかいろいろしかけるけど怒んないし」（神宮寺）と、“怒らないからこそ怖い”というのが4人の総意。「だから、俺は怖くない人なの！」と阿部も理不尽な選出理由に呆れてましたが、岩橋は「顕嵐は機嫌が悪くなると、話を聞かなくなるのが怖い。“あ～ハイハイ”みたいな感じで流す」と本音を漏らしており、目立たないけれども確実に相手を怖がらせる、阿部の本性が垣間見えた瞬間です。

一方、この企画で“おいしい役まわり”を手に入れたのは宮近。「いちばん繊細」「いちばん泣き虫」の2冠を取り、他の4人にもイジられまくっています。感情が表に出やすいのか、「怒られたあとの宮近ってすぐわかるよね。凹みっぷりがハンパないから、声かけられないもん！」（神宮寺）、「負のオーラ、こえ～よ」（岸）、「宮近はいくらなんても落ち込みすぎだよ」（阿部）とケチョンケチョンに言われています。テンションが下がると誰ともしゃべらなくなるそうで、その状態を「いつモード」と呼ばれる始末。しかし、当の本人は「（いつモードは）かまってほしくてやってるの！　無視しないで！」とさらなる面倒くささを発動。「暗黒の世界から戻ってこなかったじゃん」（岸）、「だから全員で話し合って、ほっとくのがいちばんいい対処法って決めたの」（岩橋）と、宮近のかまってアピールも不発に終わっていることが発覚しました。ここで唯一、宮近に優しかったのは、怒らない男・阿部。「じゃあ、今度、宮近が“いつモード”に入ったら、俺が“いないいないばぁ”してあげるね」と声をかけていましたが、そのチャンスはすぐ訪れるのです。

それは宮近が泣き虫だとイジられた時のこと。「こんな外見しているけど、この中でいちばん女子っぽいのは宮近だよ」と岩橋が言うと、「ちょっと待って、乙女なのはともかく、その前の『こんな外見』が気になるんですけど……」とすかさずツッコミ。岸に「ホラ、また宮近が泣いちゃうぞ～！」とからかわれると、阿部の“いないいないばぁ”が発動し、宮近も「ありがとう！　元気出た！」とご機嫌。この流れるようなやりとりは一見完璧なのですが、阿部の「“あ～ハイハイ”みたいな感じで流す」ほうが出ているような……!?

また5人それぞれにキャッチフレーズを決めるコーナーでは、「自意識過剰なポジティマー」「ガチガチガチ…キレたらヤバいぞカラスの仮面!!」「どっちつかずのエース!?」などと、ユニークなフレーズが並んでいます。たしかに5人の個性を表していて、互いのことをよーく理解している様子。誰がどのキャッチフレーズか、そしてその理由は……!?　気になる人はぜひ誌面でチェックを。