2月14日放送の『王様のブランチ』（TBS系）での「買い物の達人」コーナーに、ジャニーズWEST中間淳太と重岡大毅が出演。軍資金10万円を手にした2人は買い物を楽しみながら、それぞれの幼少期や兄貴分である関ジャニ∞とのエピソードを語りました。



子どもの頃はインドア派だったという中間。「汚れるのが嫌」で、外で遊ぶより家の中でパズルをしたり図鑑を読んでいる方が楽しかったそう。一方の重岡は「外でしか遊んでなかった」という絵に描いたようなわんぱく坊主。「石を蹴ってるだけで楽しい」「全然お金のかからない子やったと思います」と、真逆の幼少時代を過ごしたようです。

そんな2人の共通点といえば、「全然モテなかった」（中間）こと。ところが重岡から「ホンマ!?　好感度上げようとしてるやろ！」とツッコまれると、中間は「ホンマに中学入るまではモテなかった。ただ中学入ってから死ぬほどモテましたね！」とあっさり前言撤回。中学3年のバレンタインデーにもらったチョコの数は「40個」で、「学年の女子全員からもらいました」と明かすと、重岡は想像以上の中間のモテっぷりに思わず沈黙。重岡が「オレ、マジで3つぐらいが最高やねんけど……」と肩を落とすと、中間は「でも全部、本命ってこと？」とフォロー。しかし負けず嫌いな重岡。自身の“モテエピソード”を語らずにいられないようで、小学校の卒業アルバムにあったというランキングについて話し始めたのです。が、「『イケメンランキング』は学年3位。『優しい男ランキング』が2位で、『スポーツできる男ランキング』が2位だったの」と中途半端な数字だったため、番組リポーターの鈴木あきえは「どこか残念」とこれを一蹴。死ぬほどモテた中間には到底敵いませんでした。

また鈴木から憧れの先輩を尋ねられると、「僕は関ジャニ∞の丸山（隆平）くん。最初に声かけてくれたのがすごくうれしくて」（重岡）、「僕も関ジャニ∞の横山（裕）くんと村上（信五）くん。お兄さん的存在なんですよ」（中間）と、一番近くで見て来た先輩・関ジャニ∞のメンバーを挙げる2人。中間は、村上が「関西ジャニーズJr.にも（ラジオを）やらせてあげてください」と自分たちの知らないところでスタッフに頭を下げて頼み込む姿を目撃したこともあり、その優しさを「めっちゃカッコイイ」と思ったそう。

しかしながら後輩のかわいがりかたは人それぞれ。村上がこうして後輩に男気を見せるのに対し、重岡とドラマ『ごめんね青春！』（同）で共演し、公私ともに仲が良いという錦戸亮は、食事中、重岡が錦戸のグラスに水を入れるのを見るや「おいコラ！　グラスの上のところ持ったら、口つけるとこやろが！」と怒り、その後下の方を持っても「おいコラ！　お前“ちゃんとやってます”ってアピールすなや！」と怒ってばかり。そんな理不尽とも取れる錦戸の厳しさを、重岡は「大事じゃないですか、そういう気遣いって。そういうのを、ユーモアを交えながら言ってくれる。マジで先生みたいな感じですね」とありがたく受け取っている様子でした。

さて4月にはデビュー1周年を迎えるジャニーズWEST。メンバー同士の仲は良く、食事には「会計はジャンケンして、勝った人が払う」というルールがあるんだとか。負けた人ではなく勝った人にすることで「なんか明るく終われる」（重岡）とのことですが、ジャンケンが強い桐山照史と神山智洋は支払う回数が多く、神山に至っては「（会計が）3日間続いたら来なくなりました」とのこと。支払う側は、決して明るくは終われていないようです。

今年は1月には『ジャニーズWEST 1STコンサート 1発めぇぇぇぇぇぇぇ！』を開催し、2月4日にリリースしたサードシングル「ズンドコ パラダイス」はオリコンウィークリーランキングで首位を獲得。さらに5月4日からはコンサートツアーがスタートするなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの彼ら。関西ジャニーズJr.時代には、「東はお前らじゃ埋まらん」という理由で、コンサートツアーが西日本に限定されたこともあり、中間は当時について「めっちゃ悔しかったですね。でもそれをきっかけに、関西Jr.が『くっそー！』ってまとまった。大きな出来事やった」と振り返っていましたが、だからこそデビューが決まった時の喜びはひとしお。長男で大学まで出ていた中間はすぐに親にも報告したそうで、「親が純粋に喜んでくれるのが一番うれしかった」と語ると、重岡は「（CDデビューは）“就職”みたいな感じやもんな」と表現。中間も「そう！“就職”ですよ、ひとつの」と頷いていましたが、長い下積みを経てようやくスタートラインに立った彼らの躍進は、きっとまだ始まったばかりです。