NEWS手越祐也がレギュラー出演している『世界の果てまでイッテQ！』（日本テレビ系）。これまでにもシャボン玉ショーやバンブーダンスに挑戦し、見事なパフォーマンスを披露してきた“エンターテイナー手越”が、3月15日放送回では刀削麺（トウショウメン）作りに挑戦しました。



手越が修行にやって来たのは香港。あいにくの曇り空にもかかわらず「まぁいいでしょう。なぜかわかりますでしょうか？　僕が光となって皆さんを照らすからです！」と、いつも通り王子キャラ全開の手越。そんな手越を指導してくれるのは、25歳ながら特級麺点師の位を持つリュウ先生。まずはリュウ先生がさまざまな麺料理を作ってくれることになりました。が、それを食した手越のボキャブラリーのなさといったらありません。指の間から生地を鍋に垂らして作る「握溜溜（ウォリュウリュウ）」を試食する場面では、「あぁうまいね！　モッチモチ！　うまいね！　パスタよりモッチモチだよ」と「うまい」と「モッチモチ」を繰り返し、硬めの生地を筒状にして蒸した「ヨウ麺」を食しても「あぁこりゃうめぇわ」「モッチモチだよこれ！　あぁうまいうまいうまい」。さらに「猫耳朶麺（マオアールメン）は、その名前を聞くや「ネコミミメンって書くんだ！　へぇいいっすねぇ〜ネコかわいいですからねぇ」と適当すぎるコメント。そして食せば「あ、うま！　うま！　うまーい！」「最高！　モッチモチ」。さすがにもう少し語彙を増やしたほうが良さそうです。

今回手越が挑戦する刀削麺は、硬く練った生地を金属片で削り、鍋に飛ばし入れ作られるもの。早速リュウ先生による特訓が始まりますが、普段なんでも器用にこなしてしまう手越が、今回は思いのほか苦戦。そしてつい出てしまった言葉が「できねぇな」。超ポジティブな手越が珍しく弱音を吐いたので、その場面は2度もリピートされ、その度に「イェーイ！」とナレーションが。スタッフによる愛ある手越イジリも、この番組の見どころのひとつです。

そして9時間。手越は一向に上達しないまま初日の練習を切り上げることに。手越は「わかんねぇマジで。ダメだな」といつになく絶不調で、スタジオのベッキーも「そんなこともあるんだ」と驚きを隠せません。が、一歩外に出れば表情は一変。この日は香港の旧暦大晦日だったそうで、繁華街で年越しリポートをすることに。しかし手越は「繁華街に？　ここ香港ですよ？」と目をパチクリさせ、「若干の心配がある」と話し始めます。2年前、男友だちと2人で旅行に来た際は翌朝新聞に載ってしまったそうで、「新聞に載るところで、繁華街にオレ行っちゃって大丈夫かなぁ？」と、どうやら手越の登場で街中が騒ぎになるのではと心配しているよう。

そこでスタッフから変装をすすめられますが、「まぁね～パツキンだからね～！」と、自分は目立つと疑わない手越。それでも変装グッズを買いに行くことになり、「赤い服を着て新年を迎えると縁起がいい」という風習から、上下真っ赤な服をセレクト。スタッフに「派手じゃない？」と指摘されますが、「派手よ。派手だけど、『まさか』と思わない？　オレのこと知ってる人は、（オレが）モノトーン系が好きだから、『黒白で来んじゃねぇかな』って（思うはず）」と裏をかくつもりのよう。手越の自意識はとどまることを知りません。

しかしいざ街に出てみると、実は赤い服を着るのは大晦日ではなく元日だったことから、全身赤いのは手越だけ。さらに香港では新年を迎えても大騒ぎしないため、「ハッピーニューイヤー！」と大声を上げたのも手越だけ。金髪で真っ赤な服を着、大声を出せばすぐに誰かに気付かれても良さそうなところですが、予想に反し、なかなか気付かれない手越。通りすがりの女子から「かっこいい」と言われて本気で喜んでいました。

さて1分間で100本の麺を鍋に入れられたら一人前だという刀削麺。2日目の練習を経た後、手越はスタジオで実演してみせ、なんと105本を鍋に入れることに成功。これまで同様、常に本番で決めてくるあたりは、さすがスターと言わざるを得ません。

これまでも手越が股間をモミモミする姿を流すなど、アイドルの域を超えた内容で視聴者を楽しませてくれているこの番組。次週3時間スペシャルの予告では、ベージュのパンツ一丁で股間をモッコリさせた手越が身体にペインティングされる様子が流れ、すでに視聴者の間では「手越マジかよ」「放送事故レベル」と話題に。ファン必見の回となりそうです！