今年、デビュー20周年を迎えるV6。8月30日からは全国ツアーを控えている彼らですが、三宅健は4月20日放送の『三宅健のラヂオ』（bayfm）で過去の衣装に言及し、「もう脱がない」と宣言しました。



天真爛漫な性格に加え、童顔に似合わぬ肉体美でもファンを虜にしている三宅。2007年に雑誌「Tarzan」（マガジンハウス）で鍛え抜かれた体を披露したのをはじめ、14年には三宅とドラマ『ほっとけない魔女たち』（フジテレビ系）で共演した釈由美子が、記者会見で“ほっとけないこと”として「三宅健くんの裸がほっとけない。体がヤバい」と回答したことが話題になりました。しかし現在ファンがその筋肉を拝める機会はないに等しく、この日もその事実を嘆く1人のリスナーから1通のメールが届きました。

その内容は「昔のコンサートDVD見てると上裸でジャケット着て歌ってますよね？　もう上裸ジャケットで歌っている姿は見られないのでしょうか？　その鍛え上げている腹筋が見たいです！」というもの。そう願うファンは少なくないはずですが、三宅は「もうね、申し訳ないんだけど、脱ぐつもりはございません」とキッパリ。さらに「もうね、そんな時代は過ぎ去ったのだよ。そういうのは、若い山田（涼介）くんとかさ、亀梨（和也）くんとか、上田（竜也）くんとかさ、そこら辺の人がやれば良いじゃん」と続けるなど、とっくにお役御免と思っているようです。

三宅は「前もこういう話したじゃん。（そういう時期は）終わったんだよ。何回も同じ話しないでしょ（笑）」と釘を刺していましたが、実は06年1月の時点で、同番組のリスナーから「最近コンサートで脱がないですね」と指摘され、「やはりもう年なんですよ。もう20代後半にさしかかってきてますから。あと4年で30ですし。ま、そういったことを考えると、なんかこう脱げないですよね」と話していたのです。

さらにこの時は「脱いだ時に、見た人がなにを思うのか。『あ～、もうわかったわかった、すごいのわかったから。もういいって。わかったから。はいはい、筋肉スゴイです、スゴイですよ！』なんてね、言いかねないと思うわけですよ。それを喜んでくれる人もいるだろうけども、大半の人はそう（呆れ顔）なんじゃないかって思ったりするんですよ。だから、僕は脱ぎません」と封印の理由を吐露。

その8年後となる、昨年10月の放送でも「別に筋肉担当とかになりたいわけじゃないからな。そこ目指してないし、別に求めてないし、裸になりたくない。そのためにトレーニングしてるわけじゃないから（笑）。脱ぎたい人が脱げばいいじゃん」と話していた三宅。20周年というメモリアルイヤーとはいえ、三宅含むV6メンバーがコンサートで肉体美を披露することは期待できそうにありません。

三宅は当時について「16、7（歳）の頃に散々やって。なんだったんだろうね、あの時。あれがかっこいいと思っちゃってたんだろうな」と振り返ります。そして「なんかもうチャラいチャラい。真っ黒に日焼けして、指はあるだけ指輪つけてるじゃないかってぐらい、全部の指に指輪してさ、ブレスレットをジャラジャラしてさ、素肌にジャケット、そしてオールバックにバンダナみたいなさ」「隣の森田（剛）くんは真っ黒で金のネックレスをして、髪の毛はメッシュ入りまくって、ロン毛で、ハワイアンジュエリー金色のをつけて、金のチェーンして、チャライな～っていうね」と、当時の衣装に猛ツッコミ。しかしそこには「SMAPがそうだったから、そこに憧れてたっていうのもあるんじゃないかな。木村（拓哉）くんのマイクの持ち方とか、堂本剛くんしかり、みんな真似してたよ」と、SMAPへの強いあこがれがあったのでした。

この日「日焼けサロンとか行ってたんだもん。わざわざ焼いてたもん。オレと森田くん通ってたもん」と、森田との日サロ通いも明かした三宅。しかし今では同番組で女性リスナーに向け、「日焼け止めを塗らないと、烈火の如く、劣化していきますから」と諭すほど美白に余念がなく、また今では「万が一シャツがはだけたとしても、中にTシャツもしくはタンクトップがあるっていう状態じゃないと恥ずかしい」とも。ファンが再び彼の筋肉美を目にすることはあるのでしょうか。