ベテランから若手まで、日々の活動を通じてさまざまな話題を提供してくれるジャニーズタレントたち。今回は2015年1月～3月にファンが“ざわついた”ネタを、ジャニーズ研究会の独断と偏見でセレクトしました！

■草なぎ＆中間が“ジャニヲタ用語”を使用

新年の書き初めが行われた、1月5日放送の『SMAP×SMAP』（フジテレビ系）。SMAP草なぎ剛は「去年の自分を漢字一文字で表す」というお題に対して、「担」という字をセレクト。草なぎは「担当の担だよね、これね。だから“ツヨ担”ってことだよね」「“僕の担当になって”って頑張った年でもあったし」などと、「○○のファン」という意味の“担当”というワードをサラリと説明。“担当”という用語は主に若いジャニーズファンの間で広まった用語だけに、SMAPファンからは「こんな言葉を剛が知っているとは」「ツヨ担なんて言葉どこで覚えた」と驚きの声が続出。Twitterでちょっとした騒ぎになりました。



ファン用語を取り入れる先輩がいる一方で、ジャニーズWEST中間淳太は「POTATO」2015年3月号（学研パブリッシング）の連載「ひと言物申す!!」にて、「ファン用語がわからん！」と開き直り。特に「ライブに“参戦”」という使い方について「参戦ってわけわからん」「ファンレター読みながらツッコんだもん。『だれと戦うんや。味方であってくれ』って（笑）」と率直な意見を吐露。中間のセンスが冴え渡る的確なコメントがツボに入ったファンも多かったようです。

■番協で「38歳男性」募集は一体なんだったのか……

SMAP中居正広がMCを務める音楽バラエティ『UTAGE！』（TBS系）。1月末には、ファンクラブ会員向けの「SMAPメール伝言板」を皮切りに「38歳男性」を対象とした番組協力（2月3日収録）を呼びかけられました。年齢がピンポイントなだけあって人が集まらなかったのか、嵐やV6、TOKIOなど各グループのファンクラブからも番協メールが送信され、受け取ったファンからは「なんで38歳限定の男性？」「38歳男性縛りにジワジワ来る」という声や、AKB48メンバーもレギュラー出演しているため「AKBファンに頼めないの？」といったツッコミが入るなど、Twitterが大盛り上がり。

そしてファンの間ではなぜ「38歳」にこだわるのか、議論が交わされることに。1月31日に38歳の誕生日を迎えるSMAP香取慎吾がゲストで登場し、2月18日発売の新曲「華麗なる逆襲」をPRするのではと推測する声も。結果的に香取は16日放送回に出演していましたが、その日のテーマは「ミリオンヒットアーティスト特集」。やはり人が集まらずに企画を断念したのか……いまだ謎は残ったまま。

また、全ファンクラブを使って「38歳男性」を呼びかけたこの一件は、ある意味で近年ジャニーズファンを悩ませている事務所内の派閥問題をあっさりと飛び越え、「『38歳男性募集』は派閥の垣根すら越えた」「こんなときだけ派閥超え」とファンにとっては味わい深い一騒動になったのでした。

■北山＆大倉がお揃いのTシャツ？

2月4日発売のDVD＆Blu-ray『2014Concert Tour Kis-My-Journey』に収録されているメイキングで、Kis-My-Ft2北山宏光が着ていたTシャツにファンの視線が集中！　というのも、これは北山と大の仲良しで知られる関ジャニ∞大倉忠義が、13年発売のDVD＆BD『KANJANI∞ LIVE TOUR!! 8EST ～みんなの想いはどうなんだい？僕らの想いは無限大!!～』内のメイキングで着用し、一部ファンには「モザイクTシャツ」と呼ばれていたものだったからです。

そのTシャツは女性がビキニの食い込みを直している写真がプリントされているもので、スポーツ用品メーカー・adidasの商品。『8EST』ではビキニの下のブランド名にモザイクがかかっていましたが、『Kis-My-Journey』では、ブランド名にモザイク処理はナシ。ファンからは、お揃いで買ったのではないかと推測する声や、Tシャツも“オソロ”な上にキャップのつばを後ろにするかぶり方まで同じだという指摘もあり、「どんだけ仲良しなの」と、改めて2人の仲の良さが証明された出来事でした。

■ジャニー＆メリーさん、マッチのことが好きすぎ問題

今年でデビュー35周年を迎える近藤真彦。昨年末の『2014 FNS歌謡祭』（フジテレビ系）、『ジャニーズ カウントダウンコンサート2014-2015』でも“大活躍”でしたが、今年は1月からジャニー喜多川社長＆メリー喜多川副社長が近藤をベタ褒め。ジャニー社長と演出家・蜷川幸雄氏が対談したラジオ『蜷川幸雄のクロスオーバートーク』（NHKラジオ第1、1月1日放送）では、ジャニーズのタレントは「顔だけでは選ばない」との会話の流れから、ジャニー社長が「マッチなんか写真見てたって『何この子』って（思った）。だけど、なんていうのかな……ハートがやっぱり伝わってくるんですよね」と、愛情たっぷりにその魅力を語りました。

一方の、メリー副社長は「週刊文春」1月29日号（文藝春秋）のインタビュー後半、「亡くなったマッチのお母さんのことが、すごい好きでね」と、近藤の母との思い出話を展開。近藤と藤島ジュリー景子社長との結婚話や、近藤の母の交通事故のことを語ると、「だから、私がマッチの面倒を見るのは当たり前だと思う……」と涙を流しながら語っていたそう。

メモリアルイヤーゆえに、『カウコン』では来場者から「ほぼマッチのソロコン」との愚痴が漏れるほど大暴れしていた近藤も、年明け以降はすっかり静かに。特に若手グループのファンはいつ、どのジャニーズイベントに登場するのかと恐怖に戦（おのの）いていますが、ジャニー社長＆メリー副社長は派手なお祭り計画を練っている最中なのかも？