5月20日放送の『ザ少年倶楽部プレミアム』（BSプレミアム）にV6の年少組ユニット「Coming Century」の岡田准一、三宅健、森田剛が登場。MCのKAT-TUNとトークを繰り広げたほか、卓球対決で盛り上がりました。



番組冒頭、いつもと様子の違うKAT-TUN中丸雄一に「オレたち苦手？」と、単刀直入に尋ねる岡田。中丸は「いやそんなことないです！」と否定していましたが、亀梨和也は「世代で言うと、KinKiさん、カミセンさんは事務所のなかでも一番緊張する」「V6さんのときって、井ノ原（快彦）くんを筆頭にトニセン（20th Century）のみなさんのフワッとした雰囲気があるじゃないですか。ですけどカミセンさんの3人の方が緊張感がある」と明かします。Jr.時代にはV6のバックダンサーを務めたこともあるKAT-TUNですが、そこに会話はなく、また楽屋で「お客さんが来てるんだから、より良いものをやらなきゃダメだ！」と岡田から一喝されたことも。KAT-TUNにとってカミセンの3人は、近くて遠い先輩だったようです。

そんなJr.時代、みんなが憧れたというのが森田の濡れ髪。「ライブ前に霧吹きをシャーッとやって、びしょびしょの状態で（ステージに）出る」という森田スタイルに憧れ、「みんな真似してましたからね」とのこと。中丸は三宅がよく身につけていたインディアンジュエリーに衝撃を受けたそうで「あれ見て『かっけーな』と思って」「『ネックレスって、こんな大きいのアリなんだ』と思って」。三宅のファッションセンスは当時から光っていました。

一方デビュー当時のKAT-TUNの印象はというと、「『あ、悪いのが出て来たなぁ』と思って」（三宅）、「ヤンチャなイメージだね」（岡田）とのこと。しかし現在の彼らに対しては「真面目」という印象があり、岡田は映画『永遠の0』で共演した上田竜也に対しても、「すっごい真面目に仕事してて」と好感を持ったよう。が、上田は「岡田さんはいろんな格闘技に精通してるから、ここで生意気言ったら殺されると思って」と戦々恐々としていたようです。

ところでV6といえば、グループ内に大きな年齢差があるのが特徴。最年長・坂本昌行と最年少・岡田は実に9歳差ですが、「最初の頃に『敬語を使わなくていいよ。同じグループだから』って、上の3人が許してくれた」（岡田）とのこと。現在は「コンサートの楽屋で、トニセンが鏡の前を陣取る」（三宅）、「マッサージを受ける時に『まずリーダー（坂本）から』っていう順番がある」（岡田）など多少のルールはあるようですが、厳しい上下関係はなし。岡田は「たぶん、失礼なこととか言いまくってる」「ちょっと怒ってるところがあるかもしれないなぁっていうのを、最近反省してる（笑）」と話していましたが、過去には40代を迎えた坂本に「戦国時代だったらそろそろ死ぬぜ」と言ったことも。そんな岡田の発言も優しく包み込んでしまうような、V6の温かい空気感が好きというファンも多いのではないでしょうか。

しかしデビュー当時は坂本がとても厳しく、前回V6として出演した際には森田が「いつかやってやろうと思ってた」とぶっちゃけていました。森田は「ちょっとしたきっかけでぶつかることってあるじゃん」と振り返りますが、岡田いわく「10年目ぐらいまではあったかもしれないですけど、残りの10年はない」とのこと。来年デビュー10年目を迎えるKAT-TUNは、20周年を迎えた彼らの重みある言葉に「参考になりますね」と顔を見合わせていました。

番組後半の卓球対決では、負けたチームが「答えたくない質問に答える」という罰ゲームに大盛り上がり。亀梨と組んでいた岡田は、自分が用意した「メンバーをひと言ずつ褒めてください」という要望に自分で応えることになり、卓球台を挟んで森田と三宅を褒め始めます。それはまるで愛の告白で、岡田は「ちょっと、目ぇ見てよ」と照れる森田と見つめ合い、そして「剛くんは、すごく優しくて。みんなが知ってる剛くんではないと思う。いいお兄ちゃん」。また三宅に対しては「いろんなことに気を遣ってる健くんが、いつも素敵だなと見てます」と語り、最後には「健ちゃん……大好きだよ」と告白。スタジオが爆笑するなか、三宅はニヤけ顔で「オレもだよ」と返していましたが、森田は「おじさんが見つめ合ってなにやってんのって話だよ！」と猛ツッコミ。カミセン3人の相思相愛を見せつけられた瞬間でした。

今回卓球を通して少し距離を縮めたカミセンとKAT-TUN。終了後「仲良くなろうよ！」（岡田）、「これを機にね」（森田）と言っていましたから、今後両グループの絡みに期待したいですね！