＜ジャニーズ　ぶっちゃけ発言＞

――ジャニーズアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
中居正広（SMAP）

「オレ、芸能界いてもしょうがねえもんな」



8月25日放送の『中居正広のミになる図書館』（テレビ朝日系）で、“リズム感テスト”が行われ、出演者の尋常ではないリズム感の無さが露呈した。

オープニングで、“リズム感テスト”のカードを目にした中居は、「これはいけんべ～、藤ヶ谷、なあ？　これやっとかないとだめだよな？　リズム感なかったら、オレ、芸能界いてもしょうがねえもんな。リズム感ねえし、凡人だし（過去3回の凡人診断で“THE凡人”の格付けになった）ってなると、なにやってもしょうがないべ」と、後輩のKis-My-Ft2藤ヶ谷太輔を相手にぼやく。歌って踊れる国民的なアイドルのリーダーという“肩書”をもって、できて当たり前と言わんばかりに自信満々な発言を連発。藤ヶ谷も「SMAPさんとキスマイがいて、ジャニーズはリズム感悪いってなっちゃうと……」と、中居の“フリ”に乗っかった。

中居自らハードルを上げて臨んだ“リズム感テスト”は全5問。信号機の点滅リズムや、曲に合った指揮を当てるといった二者択一の感覚問題が3問、足踏み手拍子を手本通りに行うといった実技問題が2問。劇団ひとりやハライチ・澤部佑らができないのは想定内のこと。ただ、『紅白歌合戦』（NHK）の出場経験があるクリス・ハートと、天下のジャニーズアイドルである中居＆藤ヶ谷の3人に至っては、さすがに「できません」では許されない。

感覚問題では「これはクリスもちゃんとできてると思うわ」「コレ簡単だわ」「コレわかんなかったらアマチュアだよ。うまいとか下手じゃなくて、基本のことだからね。コレはわかる！」など自信ありげな言葉を次から次へと並べるが、そんな中居はどれも不正解。勘違い甚だしい虚勢と結果のギャップに、まるで芸人のようなオチが付く。

中居は、最後の実技問題となった、スキップに手拍子を加える実技はクリアしたものの、その前の足踏みと手拍子を組み合わせた実技は、隣に座る劇団ひとりに惑わされたという理由でズタボロ。最終的には、劇団ひとりと並び、1問しか正解できないという有り様。藤ヶ谷もテスト中にダサいスキップを踏んで苦笑いするなど、残念ながらジャニーズ陣は恥ずかしい一面を晒してしまった。

心理学者の竹内龍人氏いわく、このテストはリズム感の有無に加え、脳を上手に使えているかがわかるテストだという。5問中、1～2問の正解では脳を使うのが下手とのこと。「リズム感なかったら、オレ、芸能界いてもしょうがねえもんな」とまで言ってしまった中居だが、結果を聞いたとき、中居は、出演者一“おぞましい”ステップを踏んだフリーアナウンサーの川田裕美に負けたことに納得がいかない様子で、悔しそうな表情を見せた。

リズム感がないこととオンチとの関係はわからないが、中居のダンスは評価も高い。脳を上手に使えていなくても、中居は司会者として数々の番組を仕切り、盛り上げてきた。このテストでは測り知れない能力の持ち主、それが中居正広なのかもしれない。