＜ジャニーズ　ぶっちゃけ発言＞

――ジャニーズアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
岡田准一（V6）

「長野くんに好かれたいのに、たまにすごく冷たい」



デビュー20周年のメモリアルイヤーとなる今年、テレビや雑誌などあらゆる媒体に登場しているV6。「ポポロ」2015年11月号（麻布台出版社）では、岡田准一と長野博が対談し、2人から見たメンバーの魅力や関係性が語られている。

たとえば最年長・坂本昌行については、「坂本くんは踊った後のゼーゼー感がハンパない」と岡田が最近の坂本の“変化”についてチクリ。坂本の1歳下である長野と比べながら、その体力のなさを岡田が訝しがると、「キャラで打ち出そうとしてるんじゃない（笑）」（長野）、「ゼーゼーキャラ（笑）」（岡田）と、あくまでキャラ説を唱え、坂本をハメようとする悪魔のような2人。

一方、自由奔放な性格で知られる三宅健が、20年間ダンスのカウントをまったく数えないと自信満々に言い放っていたという話になると、「彼はV6が生んだ奇跡ですから」という意見で一致。その後も「30代であれが健くんじゃなかったらダメダメだと思う」（岡田）という三宅の破天荒なエピソードを競い合うかのように語ったうえで、「でもこんだけ健の話が出るっていうのはやっぱり魅力的なんだよね」（長野）と、メンバー一人ひとりに対する愛を冗談交じりに語っていく。

では互いのことはどう思っているのかというと、岡田いわく「俺と長野くんはラブラブだからね」とややBLチックな物言い。それを「なにそれ（笑）」と受け流す長野だが、岡田はそんな長野の態度に不満を抱いているようで、「長野くんに好かれたいのに、たまにすごく冷たい」としょんぼり。温和な長野に「冷たい」というのにも驚きだが、その「冷たい」の具体例が、お腹を壊してトイレにこもった岡田が「長野くーん、お腹が痛いよ～」としつこく言い続けたら「うるせー」と返された、というもの。近年では武術を身に付け、屈強な体躯となった岡田からは想像できない、ほほ笑ましいエピソードだ。

日本アカデミー賞を獲るなど、最近では俳優としての活躍が目覚ましい岡田。その評価が高くなるほどに、メディアミックス作品やNHK大河ドラマなどの大型プロジェクトに関わり、商業的な評価／結果が重く肩にのしかかる。対談の最後、「俺にとってメンバーは一生頭があがらない。いちばん下でいられるのもここだけだし、何があっても変わらずにいてくれる人がいるっていうのは宝だから」とメンバーへの感謝を口にしていたが、「長野くんに好かれたいのに」と素直に甘えられるV6という場所が、“俳優”岡田の羽休めの場であり、同時に活力にもなっているのだろう。