＜ジャニタレ掲載誌チェック!!＞

　メンバー全員で出演するコーセーコスメポート「ソフティモ」のCMが話題を呼んでいるHey!Say!JUMPが、にぎやかなそのCMソング「キミアトラクション」を10月21日にリリース！　「オリスタ」10月26日号（オリコン・エンタテインメント）では、この新曲の話をたっぷり語っている。



　「キミアトラクション」で印象的なのが、9人全員による「君がNo.1」というセリフが入っていること。通常こういった曲中のセリフはメンバーの誰かが指名されるか、全員分を録音してみてよかったものが使われるケースが多いのだが、今回は全員のセリフが採用されたのだとか。中島裕翔が「オーディション方式だと思っていたから、自分のセリフも入るとわかって、驚いてる人もいたみたいだけど……（笑）」と振ると、岡本圭人が「僕です（笑）。『え、使われるの!?』って」と苦笑いで告白。

　この一言はそれぞれがいろんなパターンで録ったそうで「僕はアツい感じと、真剣な感じ、向かい合って言う3パターン」（八乙女光）、「僕はストレートなものとウィスパーボイス的なものにしました」（高木雄也）、「僕も囁き系かな。あと、励ますような感じとか。喜怒哀楽の表情をすべて出しました」（藪宏太）といった具合。

　ちなみに有岡大貴は「僕は“ドラゴンボール”でべジータが孫悟空に『カカロット、オマエがNo.1だ』っていう名シーンがあるんですけど、そのべジータを意識しました」と、ユニークな例えで説明。伊野尾慧は「大ちゃん（有岡）の『君がNo.1』は競って負けてからのNo.1なんだよね。僕は第三者視点と言うか、輪に入ってないところから言っている『君がNo.1』にしました」と、声色ではなくシチュエーションを細かく決めてレコーディングに臨んだのだとか。9人それぞれの個性が光る一言、その背景まで知れば聞こえ方も変わってくるかも？

　この“個性”というキーワードで切ると、それぞれのキャラクターがにじみ出ていたのがオリスタ読者からの質問に答えたコーナー。“アイドル以外の仕事をするとしたら？”という問いに、山田涼介は「カフェのマスター。夫婦とかで田舎でカフェを営んで、木漏れ日の中でコーヒー淹れるの」と、20代とは思えない渋い理想を語っている。「やっぱり音楽に関わる仕事」（有岡）、「カメラマン。対象はなんでもいいんだけど、撮られる側の気持もわかるから」（中島）といった現実的な回答をするメンバーがいる反面、「サラリーマン。毎日ビシッとスーツを着た営業マンになって、いろんなところで“すみません”って頭下げたい（笑）」（岡本）と、自身のヘタレキャラをよくわかっているメンバーも……。

　設定が細かいのが八乙女。「ラーメン屋さんでもオムライスとかがおいしいところってありますよね。そういったラーメンはもちろん、サイドメニューを食べに来る人がいるラーメン屋」（八乙女）と説明。またスポーツの審判を挙げた藪は、「笛ひとつで試合結果も、人の人生さえ変えちゃう。すごい覚悟が必要な仕事なんですよね」と憧れの職業だと語っている。

　最年少の知念侑李が「ビルのオーナーとか！ 土地ころがし（笑）」、最年長の高木が「スパイ」とマンガのような夢を語っているのも面白いが、ある意味一番期待を裏切らないのが伊野尾。「旅人（笑）。仕事としてどうやってお金にするかは別として、単純に世界中を回っていろいろな文化に触れてみたいから。もし、今すぐ旅立てるとしたら、日本からいちばん遠い国へ行きます！」という、まるで“ムーミン”のスナフキンを連想させるコメント。数々の番組やライブで奔放な言動をしつつ、V6岡田准一や千原ジュニアらジャニーズ内外の先輩まで虜にする伊野尾の不思議な魅力は、確かに旅人のイメージにぴったりだ。

　このほか、シングルのミュージックビデオ撮影や終了したばかりの全国ツアーでのこぼれ話、それぞれが最近ハマっているエンタメを語るコーナーなど、盛りだくさんな内容。秋らしいトラッドな雰囲気のグラビアとともに、Hey!Say!JUMPの魅力を堪能してみては？