SMAP草なぎ剛、自作曲に込めた「6スマ」や親友・香取慎吾への思いを語る

2015.11.2

慎吾を山本耕史にとられまいというけん制も込めて!

 趣味でギターを始め、最近はテレビ番組などでほかのアーティストの楽曲や自作曲を披露する機会が増えているSMAP草なぎ剛。「月刊ザテレビジョン」2015年12月号(KADOKAWA)では、特番『テレ朝SMAPバラエティ部スマシプ!全然ゆるくないバスの旅 秋の3時間SP』(テレビ朝日系、9月22日放送)や、香取慎吾とのラジオ番組『SMAP POWER SPLASH』(bayfm)で披露した曲に込めた思いを明かしている。



 9月に放送された『スマシプ』では、中居正広、草なぎ、香取が「3人でしてみたいこと」&「他の2人に教えたいこと」をテーマに1泊2日のバス旅に出掛けた。プール、メンズエステ体験、スッポン料理などさまざまなお店や場所でロケを行った後は、最後に河原でバーベキューを楽しむことに。そこで草なぎはギターを持ち出し、作詞作曲した「beetle」を2人にサプライズで歌い、感動を誘っていた。

 そんな『スマシプ』での旅について「月刊ザテレビジョン」の連載「草なぎ剛のお気楽大好き!」で、「よくここまで詰め込んだなというスケジュールだったけど、いい年の3人の男がワチャワチャしてる感じはなかなかできない体験。楽しかった」と振り返った草なぎ。番組で歌った「beetle」は、自身が3人でバーベキューをやりたいと提案したところ、スタッフから「じゃあ剛くん、ギターで1曲考えてきて」と言われたことから3日ほどで制作。曲のテーマを決めた経緯は「Cのコードだったかを弾いたら『beetle』という言葉がなぜか浮かんできて。いいじゃん、男のコはカブトムシみんな好きでしょ。強いし飛んだらカッコイイし。タイトルは『beetle』にしようと」と、説明した。

 ギター経験の浅い草なぎだけに簡単なコードをつないで作曲していったそうで、「あまりこねくり回さず、できる範囲で流れを作るうちに歌詞もできてきて。“5人”のことを思い浮かべて書きました。『いつも僕の隣にいてくれてる』というのはもちろんメンバーのことだし、『地球の裏でもどこでも笑って』というところは森(且行)くんかな。全く違う世界に行っちゃったけど活躍してるでしょ。遠いところへ行ってても一緒につながってるみたいな気持ちはあるし」と、森を含め自分以外の“5人”への思いを込めた歌詞だと告白。「われながらいい詞だよね」とも語っており、満足のいく仕上がりになったようだ。

 また、草なぎは香取とパーソナリティを務めるラジオ『SMAP POWER SPLASH』が放送開始から20周年を迎えたことを記念し、9月27日の放送で自作曲を発表。同曲に関しては「『シンツヨBe on right!』という曲で、これもノリで付けちゃって調べたら、“on right”は『~の横に』というふうに解釈できると聞いて、じゃあ、俺の隣におまえがいる!ということで、棚からぼた餅的でちょうどいいなって」と、語っている。こちらも草なぎなりに“親友”と言われる香取への思いを反映させた曲のようだ。

 草なぎは先日放送された『僕らの音楽 2015秋のスペシャル“ぼくらのビートルズ”』(フジテレビ系、10月9日放送)でも、出演者のリリー・フランキーが「ビートルズは世界を魔法にかけたって言うんですけど、一番ビートルズの魔法にかかっていたのはビートルズのこの4人」という話をした際、「お互いが化学反応を4人で起こしてたんですね」と、共感。「僕らがSMAPの魔法にかかってるかもしれないですね」「なんか、5人……まぁ6人いて、なんかお互いやっぱ1人じゃできないし、なんかやっぱそういう(化学)反応が起きてやってきてるのかなぁと思いますね」とコメントし、5人を6人と言い直したことがファンの間で話題になっていた。森の脱退から19年が経過したSMAPだが、現メンバーにとっては今でも“大切な仲間”なのだろう。

 一方、オートレーサーの夢を叶えるためにグループを去った森も昨夏放送の『武器はテレビ。 SMAP×FNS 27時間テレビ』(フジテレビ系)でメンバーへ手紙を寄せ、「僕の友達は5人以外にいません。SMAP最高」と感動的なメッセージを送っていた。離れていてもお互いを思う気持ちは共通しているようだ。

 同誌では「これからも僕なりに曲は作っていきたい。頭の中に構想はいっぱいあります」と宣言していた草なぎ。今後も素直な性格を生かした楽曲を生み出してくれることを期待したい。

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