SMAP余波で舞祭組の今後が懸念される中、中居正広が歌った幻のシングル「MOTHER」

2016.1.22

ビジネスマザコンだったらどうしようという不安

 1月18日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で “解散騒動”に言及したSMAP。グループ解散危機から一転、「存続表明」に至った彼らだが、一部スポーツ紙はジャニーズ退社の意向と報じられた木村拓哉以外の4人(中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾)は「厳しい処分を科せられる可能性が高い」と伝えるなど、いまだ波紋を広げている。特に中居はKis-My-Ft2の派生ユニット・舞祭組のプロデュースを手掛けており、キスマイのファンまでもが「舞祭組はどうなるの?」と、不安に陥っているのだ。



 昨年9月に発表された舞祭組のアルバムも「発売中止になりそう」と懸念される中、中居がMCを務める音楽バラエティ『Momm!!』(TBS系、1月18日放送)では、舞祭組の次作シングルに関するプランが飛び出した。この日は「歌手を目指したきっかけとなった曲」を紹介する場面で、舞祭組の宮田俊哉・横尾渉がKinKi Kidsの「硝子の少年」をセレクト。宮田は選曲の理由について、もともと母親が堂本光一の大ファンで「あなたは、大きくなったら、ジャニーズに入って光一くんみたいになるのよ」と“英才教育”を受けていたことを告白した。

 宮田いわく、自身はコンサートで“ヲタ芸”を披露するなどアニメオタクであるため「オレはオレだよ」と母親に告げたが、母親は「あなたはアニメオタクでしょ。光一くんはね、F1オタクなのよ。オタクつながり~」と、なにかと光一に関連付けしてくるのだという。するとここで、中居が「お前、お母さんの言うことが絶対なの?」「ちょっとマザコンっ気あるのかな?」と質問。宮田も納得したように「あぁ~、お母さん好きですね」「全然普通に寝れますよ、お母さんの隣で」などとマザコンぶりを発揮した。

 思わぬ流れからのマザコン発覚に、中居は「こんな奴いるのか、舞祭組に。またできあがったな、お前」「良い!」と、大絶賛。プロデューサーとしての勘が働いたのか、「なんかできそうだ、次の舞祭組のシングル。『MOTHER』」と切り出し、「本気を出さなくても手は握れる 本気を出さなくても一緒に寝れる それがMOTHER」と、できたてホヤホヤのワンフレーズを披露。これに宮田も「お母さん世代は喜んでくれるよ」とノリノリで、改めて中居は「みんなが共感できない人ってスゲーいいよね。最大の個性だもん」「あぁいいなぁ~、マザコンいいなぁ」と話すほど、宮田の新たな一面を気に入っていた。

 番組収録はSMAPの解散騒動が明るみになる前だと思われるが、プロデューサーの中居がジャニーズ残留ということで、アルバム制作など舞祭組のプロジェクトは続行するものとみられる。トークのネタとはいえ、舞祭組のファンも「『MOTHER』って歌作ってほしい」「中居くん作詞の『MOTHER』を歌ってる舞祭組見たいな」「舞祭組アルバムに『MOTHER』入ってたらウケる」と盛り上がっているが、「MOTHER」の楽曲化は実現するだろうか? 舞祭組の行く末にも注目が集まる。

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