ファンの間でも仲がいいことで知られている、NEWS小山慶一郎と加藤シゲアキ。繊細で我の強い加藤を、天然でおおらかな小山がなだめるというパターンが多く、その愛の強さにファンも驚くことも。しかし、小山が加藤に異を唱えるシーンが、4月26日深夜放送のラジオ番組『KちゃんNEWS』（文化放送）で見られた。



　先週のゲストだった手越祐也から、「静岡で和食を食べに行った時、しょう油を入れてあげたのに“ありがとう”の言葉がなかった」というダメ出しメッセージを受け取った加藤。加藤は「ちっちぇー！」と笑いながらまともに取り合う気配はない。「善処するし、以後気を付けますよ」と言うものの、「ありがとうって思ったら言うよ。でもさ、しょう油で見返り求める？　しょう油だよ？」とあまり反省していない様子。それを聞いた小山が珍しく加藤に物申したのだ。

　最近バナナジュースを加藤に作ってあげ、コップに注いで渡したのに“ありがとう”がなかったのだという。指摘された加藤は、「それに関してはわざと言ってない。小山さんにありがとうを言わないプレイをやってるの。ツッコんでほしいの！」と小学生の言い訳のような理由を述べていた。さすがにこれには小山も怒るか？　と思った時、耳を疑うようなコメントが小山から返ってきた。「プレイ？　だとしたらオレ、楽しい！」。ここまでくると、もはやマインドコントロールをされているかのようである。

　やはり小山は加藤にメロメロなのか……と思っていると、番組後半に再び加藤に物申す小山。加藤からのメールが冷たいというのだ。絵文字やスタンプを多用する小山に反して、加藤は絵文字も顔文字もスタンプも使わず文章のみ。小山にとってはそれが冷たく感じるらしい。その文章のみの加藤のメールに対して、小山はハッピーな絵柄のスタンプを送るようで、加藤はそれでやり取りが終わったと認識しているらしいのだが、小山はさらに「スタンプ返って来ないかなー」「もう一回スタンプ送ろうかなー」とソワソワしてしまうそうなのだ。思わず「彼女か！」とツッコミを入れたくなる。それを聞いた加藤は「絵文字がどこにあるか、わからない」「使うシチュエーションがない」と上手く小山を言いくるめてしまった。

　一瞬、不協和音が奏でられるかと冷や冷やした今回の放送。しかし結局は加藤にうまくあしらわれ、小山の愛はあふれたままだった。小山としては「ツン」の部分を見せたかったのかもしれないが、結局加藤の手のひらで転がされているよう。いつの日か、強い心を持って「ツン」を出している小山を見てみたいものだ。