デビュー前、先輩たちのバックに付きながらダンスや歌の技術を磨くジャニーズJr.。ひとくちに“Jr.”と言っても、いくつものグループが存在する。そんな中でも、個性がはっきりしているグループのひとつが、Snow Manだ。



　5月3日に結成4周年を迎えたSnow Manは、前身のグループであるMis Snow Man時代を経て、2012年に深澤辰哉・佐久間大介・渡辺翔太・宮舘涼太・岩本照・阿部亮平の6人での活動が正式に発表されたグループ。平均身長は170cmを越え、長身でスラリとした体形のメンバーがそろっており、全員がダンスとアクロバットを得意としている。これまでタッキー＆翼、KAT-TUN、Kis-My-Ft2などのバックダンサーとして舞台に立っており、Jr.でありながら抜群の存在感を放っている。そして最近では、阿部が超難関とされる気象予報士試験に合格したことで話題となり、佐久間の“オタク”な一面や深澤の“モノマネなど、個人として名前が出てくる機会も増えている。

　そんなSnow Manが、「TV LIFE」5月20日号（学研プラス）に初登場。自己紹介からグループ結成秘話、そして今後について語った。

　そもそも「Snow Man」の結成は、12年の『滝沢歌舞伎』にて行われた滝沢秀明のサプライズ演出だったのだそう。深澤はその時の様子を、「オレたちは何も知らされてなかったから、お客さんがざわついているのを見て『え？　何、何!?』って」と、驚いた様子を振り返っている。岩本は、「ちゃんとユニット名が付いたのはオレたちにとって大きいことだった」と、Jr.としてグループを結成することの重さについて語った。

　さらに岩本は現在のSnow Manについて「ダンスやアクロバットを得意としていて、そのシンクロ率はどのグループにも負けてない自信があります」と胸を張る。個人としての露出も増えてきたが、「グループとして好きになってもらいたい気持ちが強いです！」と、メンバー全員で食事に行くほど仲のいい彼ららしいコメントを残した。

　5月15日までは舞台『滝沢歌舞伎2016』に出演、そして5月17日からは『ジャニーズ銀座2016』に出演する、引っ張りだこのSnow Man。しかし、それぞれの舞台に対する自信は十分の様子。特にこれから始まる『ジャニーズ銀座2016』は、「お客さんの期待を上回るものを見せたい」（岩本）、「当然前回よりもいいステージにしなくちゃいけないし、するつもり」（宮舘）と、経験豊富な彼らはタイトなスケジュールでも不安はないようだ。

　実力と個性を兼ね備えたジャニーズJr.注目のグループSnow Man。5年目へ走り出した彼らの勢いは、今後ますます加速するだろう。