＜ジャニーズ　ぶっちゃけ発言＞

――ジャニーズのアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
森田剛（V6）

「優しいっすね。あいつは～」

　V6森田剛が、5月27日放送のトーク番組『A-Studio』（TBS系）に出演した。番組MCの笑福亭鶴瓶は、「今日の相手はね、オレものすごい楽しみなんです。そんな会うたことないし、しゃべったことないんやけど、『こいつはスゴイやっちゃなあ』とずっと思ってた」と森田を迎え入れ、「よう出たね～」と第一声。鶴瓶がそう言ったのには理由がある。バラエティに単独出演するイメージがない上に、「今回『A-Studio』出たときに、会った人みんなが“よく出たね”って。オレもそう思た」「（スタッフも）“絶対しゃべれへんで～、剛は”」と聞かされていたからだ。



　ところが、そこはさすがの鶴瓶。一時期森田がハマッたボウリングの話題を引き金に、ジャニーズJr.時代にシンメトリーを組んでいた三宅健の話題も取り込みながら、巧みな話術で森田の口を緩ませる。結果的に、ファンも驚くほど多くの笑顔を彼から引き出すことに成功した。

　16日に放送された『しゃべくり007　2時間スペシャル』（日本テレビ系）で森田は、“嫌い”なメンバーの名前を挙げ、注目を集めたばかり。この日発言した「メンバーの（携帯）番号は知らない」というのは、ほぼ彼の鉄板ネタになりつつあり、森田の人付き合いの不器用さを象徴する発言でもある。

　そんな森田に対し、鶴瓶は「よう電話番号変えるって言うてたもんな。なんでそんな（番号）変えんの？　誰かから逃げてんの？　追われてんの？」とからかうと、「逃げてはないですけどね。でもなんかよく変えますね」 と返答。森田の“人見知り”については、「こんなバラエティ苦手やろ？」と理解を示した鶴瓶だが、「後輩と向き合うっていうのは、そろそろそうなって来たやろ？」と、年齢的に後輩の相談に乗る立場になってきたはずだと主張。

　さらに、「剛にしゃべりにくいと思うわ、後輩も。なんか怖そうで」とやんわりと説教モードに入った鶴瓶。「しゃべってけーへんか？　『剛さーん』とかって言って」と迫った。森田は「いないっすね。そういう人はね～。待ってるんですけどね」と淡々と答えると、鶴瓶は、「待ってんの!?　いろんな下の子おるやんか？　一緒に飲み行くってそんなんもないわけやろ？」と決めつけにかかった。

　森田が「そうですね……でも、たまに……」と交流のある後輩の存在を匂わせると、「誰と行くの？」と喰らいつく鶴瓶。森田が「相葉！」とクールに答えると、思わぬ展開に、鶴瓶は「どっちから誘うの？」とグイグイ質問し始める。「相葉ですね」「優しいっすね。あいつは～」と森田は表情を緩めた。森田と同じ事務所の後輩・嵐の相葉雅紀について、鶴瓶が「アイツ、顔見ても優しいやんか」と印象を述べているのにスルーした感じで、森田は「それぐらいですね」ときっぱり。

　とはいえ、森田がここまで思いを込めて「優しいっすね。あいつは～」と発言するのは珍しい。そして、思わぬ名前に相葉ファンも森田ファンも驚いていた。はたしてこの先、2人から食事に行った際のエピソードなどが飛び出すのか!?　少なくとも森田から詳細が語られることはなさそうだが……。