五輪出場経験を持つ元体操選手の父とダンスインストラクターの母のもとに生まれ、抜群の運動神経とダンススキルで、メンバーからも“天才肌”と称されるHey!Say!JUMP知念侑李。大人数を生かす複雑なフォーメーションが組み込まれたJUMPのダンスもそつなくこなす彼は、普段から「僕はそこらへんの女の子よりかわいい」とアイドルとしては自信たっぷり。



　そんな人を食ったような言動を見せる知念だが、6月8日深夜に放送された『リトルトーキョーライフ』（テレビ東京）で、メンバーも驚く“ポンコツ”な姿を見せた。

　男性ばかりの厳しい現場で、職人の仕事を体験するというコーナーに登場した知念。江戸時代から続くだるま作り職人のもとへと向かうのだが、知念は「アイドル以外の仕事したことがない」「人とも会話できるタイプじゃない」「細かい作業は得意じゃない」と、弱気なことばかりを口にし、不安な表情を浮かべる。

　あいさつを済ませて早速作業に取り掛かる知念は、だるまの木型に和紙を張る工程に挑戦。しかし、ところどころ和紙が破れてしまい悪戦苦闘。だるまに話しかけるが「ちょっと待ってよ。なんとかしたいんだよ、ボクは。きみをきれいに仕上げたいんだっが……」と噛んでしまうほど、余裕がなかったよう。職人から「簡単なんだけどなぁ」とあきれられてしまう不器用さを見せた。色を塗っていく作業でも、筆のあとがついてしまったり、ムラができてしまったりと、なかなかうまくいかない。挙げ句には、だるま作りのあと手を洗おうとするが、給湯器の水の止め方がわからずに助けを呼ぶハメに。普段コンサートのステージで見せる余裕たっぷりな笑顔からはまるで想像できない、“ポンコツ”な姿であった。