KinKi Kidsの「パズル」はSMAPに向けた曲? “疑惑”に堂本剛が答えた

2016.11.10

いつも兄さんたちをおもってます……



 11月2日に発売されたKinKi Kidsの新曲「道は手ずから夢の花」。このシングルの通常盤に収録されている「パズル」という楽曲が、“SMAPのことを歌っているのではないか”と、一部ファンの間で話題になっている。



 ジャニーズJr.時代にSMAPのバックダンサーを務めていたKinKi KidsはSMAPに尊敬の念を抱き、またSMAPもKinKi Kidsの堂本光一&堂本剛をかわいがっていたことは周知の通り。今年1月にSMAPの解散危機が報じられた後も、光一&剛は雑誌やテレビ番組でSMAPに関するエピソードや感謝の思いを口にし、双方のファンの胸を熱くさせた。

 先日リリースされた「パズル」は、2人がしっとりと歌い上げているバラード。CD発売後、この曲についてKinKi Kidsファンからは「通常盤の『パズル』をきいていて、SMAPのことが浮かんだ」「カップリングの『パズル』がSMAPを思った曲のようで涙がこぼれそうになった」「『パズル』聞いてびっくり。SMAP兄さんたちへの思いを表しているみたい」といったコメントが相次いだ。

 この曲の前半には「広すぎるステージで 大きく見えた背中に しがみついては振り落とされ 悔しさ覚えたな」という歌詞があり、確かに後輩のKinKi Kidsが先輩であるSMAPの“大きな背中”を追いかけている景色を連想させる。また、終盤には「君の行く道を信じているから 心から『ありがとう』 決してこのままで終わることのない 夢を描くこのパズルを 僕たちがつないでいくから」と、去りゆく人物の意志を受け継いでいくような決意表明も。SMAPの解散まで2カ月を切ったタイミングだけに、ファンがSMAPのことを重ねてしまうのも無理はないのかもしれない。

 そんな中、2日に発売された「TVガイド」(東京ニュース通信社)のインタビューでは、剛がこの一件に言及。「カップリング曲で収録されている『パズル』が、SMAP兄さんのことを歌っているように聴こえる? 確かに、聴く人によってはそう思えるかもね。まぁでも、自分たちで作詞したわけじゃないからね(笑)」と言いながらも、「この曲は、単純な発想でいえば在校生、卒業生みたいな話やけど。この曲に限らず、大切な人に向けて歌おうと思った時に、大切な人の中には、兄さんたちも、もちろん入っているしね」と、コメント。「パズル」の歌詞にSMAPを思い浮かべていたファンは、剛の言葉に「やっぱそうだよね」と納得したようだった。

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