プールに遊びに行った際に水着と間違えて母親の下着を持っていくなど、天然エピソードには事欠かないKis-My-Ft2の千賀健永。そんな世間とズレた彼の性格は遺伝かと思わされるエピソードが、3月1日深夜放送のラジオ番組『キスマイRadio』（文化放送）で繰り広げられた。



　この日、パーソナリティーを務めたのは、千賀と藤ヶ谷太輔。“ありがち男子”のコーナーで「親とケンカして家出するが、何時間後かに普通に帰ってくる男子」という話題になると、ふたりとも「みんな男はこれ」と大いに共感。だが、詳しく聞いてみると、ふたりの家出はちょっとタイプが違うようだ。

　藤ヶ谷家は「自分のケツは自分で拭けっていう家」と本人が語る通り、自分の行動に責任を持つように厳しくしつける教育方針だったらしい。家出をした藤ヶ谷少年は、行くあてもなく公園へ。「探しに来てくれるのを待ってんのよね、子どもは」というが、まったくその気配はなかったそう。しかたなく帰宅し、「普通に優しく接してくれるか、『なにやってるの！』って怒られるか……」と思ってドアに手をかけると、なんとカギが閉まっていたのだという。インターホン越しに謝罪をして、ようやく家に入れてもらえたのだそうだ。「自分が悪かったなって。今となっては感謝してる」というように、藤ヶ谷の男気あふれる性格を感じさせるエピソードだ。

　一方、千賀の家出話は、まず「“ちょっとノート買ってくる”って出てくるの」という発言が飛び出し、藤ヶ谷の「それ家出じゃなくて、“家を出る”じゃん（笑）」というツッコミからスタート。それでも千賀は「親は家出したんだなって、なんとなく気づいているはず」と続け、10キロくらい離れている店まで自転車をこいでノートを買いに行ったらしい。