【うちわを作ってみよう中編】うちわ職人が教える、「初心者でも絶対に失敗しない」便利グッズ

2017.4.2

 ジャニーズファンにとって、“最重要イベント”と言っても過言ではないのがコンサート。すでにツアーを行っているグループもありますが、これから夏に向け、本格的なコンサートシーズンが始まります。チケットを持っていくのはもちろんですが、コンサートを盛り上げるペンライト、ステージ上にいるアイドルの姿を見るための双眼鏡も必須アイテム。そしてなにより、ジャニーズコンサートで忘れてはならないのが、“応援うちわ”!



 ジャニ研では、全3回に渡って応援うちわを作る目的や、簡単に作れるコツを紹介しています。前回、「そもそもなぜ応援うちわが必要なのか?」という素朴な疑問をうちわ職人Aさんから教えていただきましたが、今回はいよいよ実践編。ここからは、元KAT-TUN赤西仁の担当を経て、現在はジャニーズJr.を応援しているという職人Bさんご指導のもと、誰でもキレイにうちわを作ることができる極意に迫ります!

(「【うちわを作ってみよう前編】ジャニーズのうちわ職人に聞く、ファンサもらえるうちわのポイント!」はこちら)

■うちわ作りに欠かせないのは、ズバリ「スキージー」

左から、カッティングシート・カラーボード・パーツシール



 今回は、職人Bさんもよく利用するという「カッティングシート」と「カラーボード」、そして「パーツシール」を使用します。専門店で販売されているものを見てみると、ベテランから若手まで、ほぼすべてのジャニーズアイドルの名前に使われている文字がそろっているから驚きです。

左がマットタイプ、右が職人オススメの光沢のあるタイプ



 そして、土台となるうちわ。いろいろなカラーが販売されていますが、やっぱり初心者には、明るい文字色が“パッ”と目立つ黒がオススメのようです。「台紙はツルッとして光沢のあるタイプが貼りやすく、失敗が少ないですよ」(職人B)とのこと。



 そのほかに準備するものは、はさみ、カッター、カッティングボード、定規。



 そして「スキージー」。スキージーとは、カッティングシートを貼るときに一定の力を加えるためのヘラのようなもの。これを使わないと、文字を貼るときに空気が入ってしまい、キレイに仕上がらないとか。「スキージーを持っていなくても、定規にスポンジかハンカチを当てて自作してもOKですよ」(職人B)

 なお、今回の作業で定規を使用する場面はなかったのですが、文字をうちわのセンターに貼りたいときなど、位置を決めるのに便利。用意しておいた方が作業の効率が上がりますよ。

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