使用人不在も、心霊現象(?)で世間を騒然とさせた相葉雅紀主演の『貴族探偵』第4話

2017.5.11

多分ね、これ1番怖がってるの相葉ちゃん



 嵐・相葉雅紀が主演を務める『貴族探偵』(フジテレビ系)の第4話が5月8日に放送された。視聴率は8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と伸び悩み、“月9勝負作”と銘打っている本作だが視聴率は苦戦を強いられている。

 相葉が演じるのは、年齢も本名も不詳という謎の貴族探偵。しかし彼は推理を「雑事」と言い放ち、使用人の山本(松重豊)、佐藤(滝藤賢一)、田中(中山美穂)に任せて、自らは優雅に女性の相手をするだけ。貴族探偵とともに毎回事件に出くわす女探偵・高徳愛香(武井咲)、そして同じように毎回出くわす「貴族様担当」の神奈川県警捜査一課の鼻形雷雨(生瀬勝久)らと共に謎に挑むことになるが、いつも愛香の推理はツメが甘い。第3話の終盤で愛香は、実は貴族探偵は事件の真相を見抜きつつ、使用人たちに推理させているのでは……という疑問を持つ。



 第4話は、愛香のもとに、アイドルオタクたちが訪ねてくる。彼らが応援していたアイドル、有畑しずる(藤川千愛)がライブのあとに自殺を図り、彼らはその自殺の原因と思われる「田名部優」という人物を探し出してほしいという。愛香は彼らの復讐の手助けはできないとその依頼を断る。

 ほどなくして、探偵事務所のクライアントである玉村依子(木南晴夏)が愛香に会いにきた。愛香は依子からパワースポットとして話題の温泉旅館に誘われ、同行することに。そして、愛香と依子は老舗温泉旅館「浜梨館」にやってくる。旅館の女将、浜梨久仁子(釈由美子)が愛香たちを出迎え、旅館に伝わる「いづな様」と呼ばれる狐の神様にまつわる伝説を話す。旅館には「いづな様」のご利益を求めて来た赤川和美(柳ゆり菜)たち先客とともに、鼻形の姿も。愛香は儀式の行われる部屋にあった参加者たちの名前の中に「田名部優」という名前を見つける。そう、あのオタクたちが探していた人物。

 そこへ貴族探偵が女性を伴って颯爽と登場。愛香はもしや貴族探偵の本名が「田名部優」かと思ったのもつかの間、田名部(渋谷謙人)と名乗る男が現れた。しかし、儀式の翌日、田名部は風呂場で死体となって発見される。旅館への道にある吊り橋も何者かによって落とされてしまい、旅館は密室状態となってしまう。いつものように愛香を挑発する貴族探偵。しかし貴族探偵に今回「雑事」推理担当の使用人たちがいない。愛香も貴族探偵を挑発するが、同じ頃、山道を走る足音が……。

嵐 相葉雅紀 関連記事

[recommend tag↓] [recommend tag↑]