日曜夜らしからぬ重苦しい展開が続くドラマ『櫻子さん』第5話、藤ヶ谷太輔演じる正太郎が癒やし!?

2017.5.25

確かにおでこを見せて走るガヤさんが最高でした



 Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔が出演するドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系)の第5話が21日に放送され、視聴率は前週から0.3ポイント増の5.3%(関東地区平均、ビデオリサーチ調べ)だったことがわかった。



 太田紫織氏による同名のミステリー小説を原作とした同ドラマは、「三度の飯より骨が好き」という標本士の九条櫻子(観月ありさ)が、その知識を駆使して事件を解決していくストーリー。藤ヶ谷は、変人である櫻子に振り回される形で事件にかかわっていく博物館の技術補佐員・館脇正太郎を演じている。

 今回は、正太郎が勤める博物館の主任学芸員・磯崎(上川隆也)の過去が明らかに。5年前までは高校教師だった磯崎は、教え子だった二葉(三浦透子)が突然失踪したことに負い目を感じ、教師の職を辞していた。そんな磯崎のもとに、二葉と仲が良かった一重(中村ゆりか)から「消える」と電話があった。同じ過ちを繰り返したくない磯崎は、二葉や一重と親しかった三奈美(山谷花純)の情報で一重を探し当てる。その場に居合わせた櫻子は、敷地内の一角だけバラが成長していることを不審に思い、地中から人骨を発見する。5年前に失踪したはずの二葉の骨だった。

 日曜夜という放送枠にしては重い話が続く今作。今回も、二葉は自殺していたというやるせない結論で終わるのかと思いきや、それよりもさらに重苦しい事実が明らかに。人付き合いの苦手そうな櫻子が、スイーツに釣られて簡単に博物館の学芸員補・愛理(新川優愛)の頼みを聞いてしまうなど、ほんわかした前半とは打って変わってのダークな展開に、「こんなのつらすぎる」と感想をもらす視聴者も。ただ、ここのところ骨に関係ない謎解きが続いただけに、白骨死体から「自殺ではない」「馬乗りになって首を絞められた」などと推理する櫻子にとっては、ようやく主人公らしい見せ場がやってきたとも言えそうだ。

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