KAT-TUN中丸雄一が主演を務めるドラマ『マッサージ探偵ジョー』（テレビ東京系）の第8話が、5月27日深夜に放送された。ホラーテイストだった第5話以降はしばらく視聴率が低迷していたが、第8話の平均視聴率は2.3％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と、放送開始当初と同レベルにV字復活を遂げている。



　中丸演じる出張マッサージ師のジョーこと矢吹原丈は極度の人見知りだが、卓越したマッサージ技術と観察眼の持ち主。毎回仕事先で事件に出くわすも、容疑者全員をマッサージすることで事件の“ツボ”を探り当てていく……という同作。第8話予告の「さよなら、ジョー」のキャッチコピーが不穏な空気を醸し出していたのだが、ストーリーはどう展開したのだろうか。

　ジョーの勤める「ほぐす堂」のスタッフたちがテレビを見ていると、近くの銀行が強盗に襲われ、犯人は凶器を持ったまま逃走したというニュースが。その直後、目出し帽をかぶったその犯人が店に飛び込んできた。サブマシンガンをぶっ放す犯人にジョーたちは震え上がるが、目出し帽を脱いだその人物はなんと女性。騒ぎを知り駆けつけた警視庁のマネー刑事（小澤征悦）やタイガー刑事（和田正人）らの調べによると、犯人はシングルマザーの森里子（須藤理彩）。警察が周りを取り囲むなか、里子は身代金1億円を要求し、ジョーたちを人質にして店に立てこもる。「ほぐす堂」の新人スタッフ・アグリ（小芝風花）はしきりに肩を揉む里子の動きと、彼女のスマートフォンに付いている子ども向けキャラクターのぬいぐるみに注目するが……。