著名人から高評価されるV6森田剛、「ちゃんと芝居のできる人間になりたい」と抱負を語る

2017.10.4

著名人から直々にオファーがくるなんてすごい!



 さまざまな演出家のもと、舞台経験を積んでいるV6森田剛が、新たな舞台『すべての四月のために』で主演を務める。「BEST STAGE」2017年11月号(音楽と人)では、森田が単独インタビューに答え、舞台に向き合う真摯な姿勢を語った。



 物語は、第二次世界大戦下のある島で、理髪店を営む朝鮮人家族を中心に展開する。森田が演じるのは、四姉妹の長女に想いを寄せながら、次女と結婚するという複雑な役どころだ。

 作・演出を手掛ける鄭義信から「森田さんと芝居がしたかった」とラブコールを受けていたことから、「このキャラクターも森田をイメージして書かれたのでは?」という質問に、森田は「役に対して思うことは、僕は特にありません。自分にできることは限られていますし」とドライな回答をしてみせる。

 だが、その内面は役者としてのプライドが沸々とたぎっている様子。「僕も鄭さんとご一緒に舞台をやらせていただきたいと思ったし、すべて終わったときには“一緒にやれて本当によかった“と思いたい。ちゃんと結果も残さないといけないとも思います」と語り、鄭本人も自らを「しつこいタイプ」と笑うほど内容の濃い“粘る稽古“が待っていることに対しても、森田は「そこは鄭さんと一緒に舞台をやりたいと思った、大きな理由のひとつ」「とにかく今は、稽古場が楽しくなればいいなと」と受けて立つ覚悟を覗かせた。

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