＜ジャニーズ　ぶっちゃけ発言＞

――ジャニーズアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
渋谷すばる（関ジャニ∞）

「できへんジャニーズもおんのや！」

4月からスタートした『応援ドキュメント　明日はどっちだ』（NHK）というドキュメンタリー番組のナビゲーターを、関ジャニ∞の横山裕・村上信五・渋谷すばるが担当している。昨年10月に『秋の番組たまごまつり』の一環として、ミッドナイトチャンネル枠で3回シリーズのパイロット版『関ジャニ∞の明日はどっちだ！』が放送され、「これまでにない『面白くて、元気の出るドキュメンタリー』になった」とレギュラー化につながったとか。

どちらかといえばバラエティー向きな彼らが、お堅いイメージのNHKの、それもドキュメンタリー番組に起用されたことを意外に感じた人も多かったのではないだろうか。しかし、陽気なイメージの彼らが真面目に取り組んでいることで興味が深まったり、彼らのゆる～いトークが番組構成を堅過ぎないものにしたりと、番組との相性が良いように思える。

番組は“明日の見えないこの時代に、明日に向かって頑張る人々にスポットを当て、思いっきり応援する”をキーワードに対象者に長期的に密着し、1回完結ではなく連続ドラマのような形式で放送されている。6月11日放送回の前半は、障害のある右足を切り落とす決断をし、手術後、アイススレッジホッケーでソチ・パラリンピックを目指す26歳の児玉さんを追っている。激励を兼ねて取材に訪れた横山は、児玉さんの「障がい者になって絶たれた道っていうのはそんなに少なくはないんですけど、その分新しくできた道っていうのが同じぐらいある」という言葉を胸に刻んでスタジオに戻った。

ただこれでは終わらないところがこの番組の醍醐味。一般的になじみの少ないアイススレッジホッケーを説明するために、スタジオに用意されたミニ氷上で渋谷が体験することに。ソリに乗るがバランスすら保てず、何度も横転してしまう渋谷に対して、横山は「ジャニーズやったらできると思われてんのや！　やったろーや！」と喝を入れる。渋谷は「できへんジャニーズもおんのや！」とどれだけ大変かを体でリポート。関ジャニ∞らしさが発揮される時間ともいうべきか……？　児玉さんのドキュメンタリーの続きは、18日に放送される。