テレビではもう少し話した方がいいよ

＜アイドル誌チェック!!＞

「オリスタ」（オリコン・エンタテインメント）2月24日号の創刊35周年を記念した連載企画「メモリアル・ランキング」には、前号に引き続き嵐が登場！

前号では2002年の彼らの記事を振り返っていましたが、今号では2004年3月1日号のシングル「PIKA★★NCHI DOUBLE」に関するインタビュー記事をプレイバック。“オトナの嵐”と題した、全員がやや初々しいスーツ姿のグラビアが目を引きます。彼らの主演映画『ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARDだからHAPPY』の役どころに合わせてか、櫻井翔は明るい茶髪、二宮和也は黒髪に金髪メッシュと、近年とはイメージがかなり違うヘアスタイルにも注目ですよ。

今号のインタビューページには、3月5日に映画『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境～ペコと5人の探検隊～』の主題歌「光のシグナル」をリリースするKis-My-Ft2が登場。新曲のタイトルにちなんで、“メンバー同士だからこそわかるシグナル（合図）は？”という質問に対して、メンバーからは“キスマイあるある”的な回答が続出しています。

北山宏光「大きな笑い声を出すと、宮田（俊哉）はだいたい嘘笑い」
藤ヶ谷太輔「横尾渉は、仕事がもうすぐ終わるってときにテンションあがる」
千賀健永「二階堂（高嗣）は、バラエティで後ろの4人でガヤガヤしているときに輝いている（笑）」
藤ヶ谷「宮田は、アニメがかかっていると嬉しそう（笑）」
横尾「玉森裕太がやたらしゃべるときは、疲れてるんだなって（笑）」
玉森「千賀はダンスが好きなので、ダンスの振り付けとか、千賀が中心となってやっているときは生き生きとしてますね」

ファンの間でもよく知られているあるあるもありますが、付き合いが10年以上と長いだけあって、メンバーの表情の変化にはそれぞれ敏感な様子。そんな彼らは先日、結成以来初めての新年会をやったのだそう。二階堂が幹事になって7人で写真を撮ったり、昔話から未来の話までを語り合ったりしたのだとか。多忙なスケジュールの合間をぬっての7人だけの飲み会の様子、ちょっと覗いてみたいですね。

今号には『関ジャニ∞のジャニ勉』（2月19日放送分）の番組収録レポートも掲載されています。モデル並みの美貌で人気の女性ドラマー、シシド・カフカをゲストに迎えたこの回は、さまざまな話題で大盛り上がり。“いつでもどこでも裸足”と話すカフカに対して「足の裏を見せて！」と本人の足に興味深々のメンバーたちですが、渋谷すばるだけ彼女の脱いだ靴を持って「俺はこっちの方が…」と妙な性癖を露呈し、瞬時に村上信五＆横山裕にツッコまれていました。また、“くさいツマミが大好き”というゲストをもてなそうと、さんまのなれ寿司や牡蠣の塩辛、臭豆腐などを用意したのですが、あまりの臭いに試食したメンバーたちが絶句。特にかきの塩辛を食べた大倉忠義はダメージが大きかったようで、眉間に皺を寄せたままセットの隅に座り込むほど……。ページでは、強烈な臭いに驚くメンバーそれぞれの表情がしっかりおさえられているので必見です。

その関ジャニ∞が主題歌を担当した映画『土竜（モグラ）の唄 潜入捜査官REIJI』のページには、主演の生田斗真のインタビューも掲載されています。ストーリーが破天荒すぎて“映像化不可能”と言われた同作で、生田は暴力団組織に潜入させられる元巡査を熱演。「最初に“どういう演技でいけばいいかな？”って考えたときに、顔芸とリアクション芸だなって思って（笑）」という本人の言葉どおり、作品中ではジャニーズタレントとは思えないほどのマンガ的な表情やリアクションに全力投球。

裸のまま車のボンネットにくくりつけられて洗車されるシーンなど、体を張った演技が話題を呼んでいますが、「自分の両親の顔が思い浮かんで。“僕が生まれたとき、まさか息子がこんな姿になろうとは想像してなかっただろうな…”って、ちょっとだけ思いました（笑）」と撮影時を振り返っています。そして「スタッフの人たちは『寒いけど、大丈夫ですか？』って心配してくれるんですけど、どっか半笑いなんですよ。“今日、あれ、やってくれるんですよね（笑）”っていう雰囲気があって。その半笑いの人たちがいるから、この人たちをもっと笑わせたいっていう気持ちが湧いてきたというか」と語っていて、ハードルの高い撮影内容が逆に生田の役者魂に火を付けた様子。そんな生田のテンションMAXな演技は、ぜひスクリーンでチェックしてみてください。