「あの人は超人だぜ!」堂本光一&国分太一、東山紀之の偉大さを語る
2012.5.23
5月16日放送の『ザ少年倶楽部 プレミアム』(NHK BSプレミアム)に堂本光一が出演しました。司会の国分太一と面と向かってふたりきりで話すのはこの日が初めてだそうで、「僕たぶん、最後に太一さんに電話かメールしたのは……」と光一が切り出すと、国分は「思い出した!」と手を叩いて大笑い。「太一さんが死んじゃう夢を見たんですよ。それで僕、心配になっちゃって、起きるやいなや太一くんに電話をして」と話すと、「光一からなんて珍しいと思って、『もしもし?』って言ったら、(真剣な顔で)『大丈夫ですか?』『いやいや大丈夫だけど、どうしたの?』『太一さん死んでましたよ。僕の夢の中で死んでたんですよ』って(笑)。久しぶりに電話くれてそんな電話ないよね」と国分。「でさ、電話切る前の言葉覚えてる? 『がんばって生きてくださいね』って」と話すと、光一は自分の言ったことを忘れていたらしく、大爆笑していました。
舞台『Endless SHOCK』が終わったばかりという光一。今回は4カ月に渡るロングランで、稽古や準備を合わせると半年という時間を舞台に注ぎ込んだそう。「(今までに)大きな怪我ってあったでしょ?」と国分が聞くと、「今年もちょっとやっちゃって。階段落ちのときに、あれって最後のドンッって下に落ちるのが一番衝撃が来るんですよ。だから着地する前、右足でガンッてちょっと(床を)蹴るんです。そこで下に落ちる衝撃を和らげるんです」と舞台の見所である22段の階段落ちについて解説。「その右足で支えるときに、ちょっと足首をいっちゃって。2002年にじん帯を断裂したことがあったんですね。そこと同じところを部分的に切っちゃった」と明かします。すると「オレ、中学3年の受験の時に、塾の階段から落ちたことがあったんだよ。ゴロゴロゴロ! って。そしたら受験にも落ちたんだよね(笑)」と国分が笑えない経験談を語り出し、光一は「がっかりトークじゃないですか!」と苦笑。「でももうそれ聞いたから次は大丈夫。最後のところでパンッてやれば」と国分が言うと、「いやでも、人間って落ちてるときに防衛本能でこうなっちゃうんですよ」と身を屈める光一。「そうするともっと回転が速くなるので、体を開いたほうがいいですよ。開けばスピード落ちるんで(笑)」と上手な階段の落ち方をレクチャーしていました。
ここで、3年に渡り光一と共演している内博貴からのメッセージが流れました。座長・光一について「なんにしても真剣なんですよね。一切手を抜かないっていうか。一回一回の公演、本当に全力投球でやっている方だなって思います」と話した後、「これ言っていいのかな?」と前置きした上で、「今年の1月、福岡にいたじゃないですか。よくご飯とかも連れてってくれたんですよ。ホテルもみんな同じで、光一くんの部屋が僕の隣だったんです。で、夜中の1時半とか2時にかけての間に、(インターホンを押すジェスチャーをしながら)“ピポピポピポピポピポピポピポピポ”って言うんですよ。めっちゃうるさいんですよソレが。何、この連打! みたいな。高橋名人来たんかな? ってぐらいの。開けたら、光一くんがニコニコしながら『何してんの?』って。『いや寝てますよ!』って。で、部屋入ってきてちょっと喋って。そういうなんか、おちゃめな一部分もあるんだなって思ったときに、余計に好きになっちゃいました」と光一のギャップに魅せられた内。
けれども「光一くんってずっとゲームやってるイメージなんですね。休みの日とかも」。これには「あ~、そんなイメージしかないわオレも」と国分も全面同意。プライベートでは少年隊の植草克秀とゴルフに行くという内が、「だから僕は光一くんに外に出てほしいんですよ。太陽を浴びてスポーツをしてほしくて、ゴルフやってほしいんですけど、頑なに断るんですよね。『ぜってーやんねぇ』みたいな。何でかな?」と疑問を投げかけVTRが終わると、「今ねぇ、取れないアイテムがあるんですよ。100何戦やっても出ないんですよ!」と光一。外に出ない理由については、「呼ばれたら出ますよ」。「ホント? オレ、後輩に『すいません、ちょっと忙しいんで』って言われるのスゴイ嫌なの」と国分が念押しすると、光一は「ただ、急に呼ばれてゲームがちょっと大変な時は『ごめんなさい、もしかしたらアイテム取れるかも知れないんで』って言うかもしれない」と、“先輩よりもゲームが大事”発言。国分は「お前のマンションごと主電源を全部ぶち抜いて、電源のない世界へ連れてってあげる!」と脅していました。
今年1月に33歳になった心境を尋ねられると、「正直33って言うとすごく大人って感じだったんですけど、今全然そんな風に思わない」と光一。「でも考え方とかは変わってきたでしょ?」と国分が聞くと「そうですね。でもそれは舞台の影響っていうのが僕的にはすごく大きくて。一番びっくりするのが、初演のときは東山さんも出演されてたんですね。そのときの東山さんが、ちょうど今の僕ぐらいの年齢なんです。それを考えると、えー? って思うんです」。「東山さんと比べちゃダメだって! あの人は超人だぜ。なんにも勝ってない気がする。指の長さも負けてそう」と自分の手を眺めながら国分は話し、スタジオの笑いを誘いました。
最後にこれからの「夢」について尋ねられた光一は、「ホントに僕、話つまんなくて申し訳ないんですけど、夢がないんですよ。なんか、僕の人生として“こういう風にしたい”っていうのを描いて生きてこなかったんですね。夢に向かって行くのももちろん素敵なことだし良いと思うんですけど、僕はどっちかと言うと不器用だと思うので、夢に向かって行ってもまったくそこに到達できない。ってなると、落ち込むっていうか、どん底に落ちてしまう可能性があるわけですよ。だったらそういうことを思い浮かべないで、後々何に繋がるかはわからないけど、きっとそこで妥協なく真剣に取り組んでいればきっと何かに繋がっているだろうと。そういう考え方が『SHOCK』に関しても、10年以上やらせてもらうという結果として表れてるなと思うので。昔も今も、『今』に全力投球したいなぁと」と語りました。
2000年から座長を務める舞台は、通算公演数938回、観客動員数171万人。今年は振付けにトラヴィス・ペイン氏を迎え、ダンスに新たな世界を見出しました。「自分が成長できるのであればなんでもやってみたい」という光一は、きっとこれからもさまざまなことに挑戦し、ファンを驚かせ、楽しませてくれるに違いありません。
舞台『Endless SHOCK』が終わったばかりという光一。今回は4カ月に渡るロングランで、稽古や準備を合わせると半年という時間を舞台に注ぎ込んだそう。「(今までに)大きな怪我ってあったでしょ?」と国分が聞くと、「今年もちょっとやっちゃって。階段落ちのときに、あれって最後のドンッって下に落ちるのが一番衝撃が来るんですよ。だから着地する前、右足でガンッてちょっと(床を)蹴るんです。そこで下に落ちる衝撃を和らげるんです」と舞台の見所である22段の階段落ちについて解説。「その右足で支えるときに、ちょっと足首をいっちゃって。2002年にじん帯を断裂したことがあったんですね。そこと同じところを部分的に切っちゃった」と明かします。すると「オレ、中学3年の受験の時に、塾の階段から落ちたことがあったんだよ。ゴロゴロゴロ! って。そしたら受験にも落ちたんだよね(笑)」と国分が笑えない経験談を語り出し、光一は「がっかりトークじゃないですか!」と苦笑。「でももうそれ聞いたから次は大丈夫。最後のところでパンッてやれば」と国分が言うと、「いやでも、人間って落ちてるときに防衛本能でこうなっちゃうんですよ」と身を屈める光一。「そうするともっと回転が速くなるので、体を開いたほうがいいですよ。開けばスピード落ちるんで(笑)」と上手な階段の落ち方をレクチャーしていました。
ここで、3年に渡り光一と共演している内博貴からのメッセージが流れました。座長・光一について「なんにしても真剣なんですよね。一切手を抜かないっていうか。一回一回の公演、本当に全力投球でやっている方だなって思います」と話した後、「これ言っていいのかな?」と前置きした上で、「今年の1月、福岡にいたじゃないですか。よくご飯とかも連れてってくれたんですよ。ホテルもみんな同じで、光一くんの部屋が僕の隣だったんです。で、夜中の1時半とか2時にかけての間に、(インターホンを押すジェスチャーをしながら)“ピポピポピポピポピポピポピポピポ”って言うんですよ。めっちゃうるさいんですよソレが。何、この連打! みたいな。高橋名人来たんかな? ってぐらいの。開けたら、光一くんがニコニコしながら『何してんの?』って。『いや寝てますよ!』って。で、部屋入ってきてちょっと喋って。そういうなんか、おちゃめな一部分もあるんだなって思ったときに、余計に好きになっちゃいました」と光一のギャップに魅せられた内。
けれども「光一くんってずっとゲームやってるイメージなんですね。休みの日とかも」。これには「あ~、そんなイメージしかないわオレも」と国分も全面同意。プライベートでは少年隊の植草克秀とゴルフに行くという内が、「だから僕は光一くんに外に出てほしいんですよ。太陽を浴びてスポーツをしてほしくて、ゴルフやってほしいんですけど、頑なに断るんですよね。『ぜってーやんねぇ』みたいな。何でかな?」と疑問を投げかけVTRが終わると、「今ねぇ、取れないアイテムがあるんですよ。100何戦やっても出ないんですよ!」と光一。外に出ない理由については、「呼ばれたら出ますよ」。「ホント? オレ、後輩に『すいません、ちょっと忙しいんで』って言われるのスゴイ嫌なの」と国分が念押しすると、光一は「ただ、急に呼ばれてゲームがちょっと大変な時は『ごめんなさい、もしかしたらアイテム取れるかも知れないんで』って言うかもしれない」と、“先輩よりもゲームが大事”発言。国分は「お前のマンションごと主電源を全部ぶち抜いて、電源のない世界へ連れてってあげる!」と脅していました。
今年1月に33歳になった心境を尋ねられると、「正直33って言うとすごく大人って感じだったんですけど、今全然そんな風に思わない」と光一。「でも考え方とかは変わってきたでしょ?」と国分が聞くと「そうですね。でもそれは舞台の影響っていうのが僕的にはすごく大きくて。一番びっくりするのが、初演のときは東山さんも出演されてたんですね。そのときの東山さんが、ちょうど今の僕ぐらいの年齢なんです。それを考えると、えー? って思うんです」。「東山さんと比べちゃダメだって! あの人は超人だぜ。なんにも勝ってない気がする。指の長さも負けてそう」と自分の手を眺めながら国分は話し、スタジオの笑いを誘いました。
最後にこれからの「夢」について尋ねられた光一は、「ホントに僕、話つまんなくて申し訳ないんですけど、夢がないんですよ。なんか、僕の人生として“こういう風にしたい”っていうのを描いて生きてこなかったんですね。夢に向かって行くのももちろん素敵なことだし良いと思うんですけど、僕はどっちかと言うと不器用だと思うので、夢に向かって行ってもまったくそこに到達できない。ってなると、落ち込むっていうか、どん底に落ちてしまう可能性があるわけですよ。だったらそういうことを思い浮かべないで、後々何に繋がるかはわからないけど、きっとそこで妥協なく真剣に取り組んでいればきっと何かに繋がっているだろうと。そういう考え方が『SHOCK』に関しても、10年以上やらせてもらうという結果として表れてるなと思うので。昔も今も、『今』に全力投球したいなぁと」と語りました。
2000年から座長を務める舞台は、通算公演数938回、観客動員数171万人。今年は振付けにトラヴィス・ペイン氏を迎え、ダンスに新たな世界を見出しました。「自分が成長できるのであればなんでもやってみたい」という光一は、きっとこれからもさまざまなことに挑戦し、ファンを驚かせ、楽しませてくれるに違いありません。
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