6月17日放送の『新堂本兄弟』（フジテレビ系）のゲストは柴咲コウでした。2002年に放送されたドラマ『夢のカリフォルニア』（TBS系）で共演したという堂本剛の一方で、「僕は初めましてですよねぇ？」と聞く堂本光一。実は1999年に放送された光一主演のドラマ『P.S.元気です、俊平』（TBS系）に柴咲がゲスト出演していたことが発覚し、すっかり忘れていた光一は顔を歪めて激しく動揺します。その後「あー！　あ!?　なんかちょっと海っぽいところのロケじゃないですか？」と、さも思い出したかのように語っていましたが、「海じゃないと思います」と柴咲に一蹴されていました。

「柴咲コウの取り扱い説明書」のコーナーでは、柴咲が「忙しいと（友人らと）なかなかスケジュールが合わないけど、誘われ続けたい」と話したことから、THE ALFEEの高見沢俊彦が「お前もそうなんだな？　メールを返さないのは！」と、光一のメール不精を暴露。「あれは高見沢さんだと思わなかったんですよ」と笑いながら光一が話すと、「何でオレと思わないんだ！　高見沢と書いてあるだろ!?」と怒り口調の高見沢。どうやら知らないアドレスからメールが届いたそうで、「ド頭に“高見沢”って書いてあったんですけど、どちらの高見沢さんかな？　って（笑）」と苦しまぎれの言い訳をしていました。



また「掃除にはこだわりがある」という柴咲は、お風呂場や台所など、水周りを使った際は必ず拭くそうで、これには光一も「拭くよね～。風呂場の鏡とか、大変よね～！　拭かないと」と頷きます。その後ホームパーティーの話題から、AKB48の高橋みなみがメンバーで鍋パーティーをすることがあると話し、「お2人でやらないんですか？」と光一と剛に話を振ります。すると「2人で鍋やってたらおかしいやろ！」「するわけない！」「考えられへん！」と両者共に全否定。「例えばKinKi が48人ぐらいいて、そのうちの７人ぐらいが集うなら分かりますけど」と剛が話すと、光一も「KinKi Kids48な！　ここ（光一と剛）やったら、2分の2で100パーになるでしょ」と、今後も“コンビ鍋”は期待できそうにない気配でした。

柴咲は強めのマッサージが好きなのだそうですが、昔からマッサージが苦手な剛は「嫌ですね。知らんヤツに体触られるのが。お金払ってまでマッサージしに行く感じがちょっと僕はいまいち分からない」と話します。くすぐったいというのも苦手な理由の1つだそうで、「スポーツマッサージとかさ、結構な、こしょばいところまで行くやん。あれで何回か（マッサージ師を）蹴ってるからね。“こしょばいゴメンなさい！”って。この辺とかも絶対やるやん」と尻側の足の付け根を触ると、「めっちゃ気持ちいいでココ。ハンパねぇよ！」と光一。その後「寝ろお前！」と光一に促され、床に寝転がる剛。スタジオは大盛り上がりです。光一は、寝転がった剛の足を持ち上げて尻近くをマッサージしようとしますが、その姿がプロレスっぽく、剛は「ちょちょちょ、ライオネス飛鳥ちゃう？」と突っ込みます。その後も「全然気持ちよくない！　こっしょびゃー!!」と、やっぱりマッサージは好きでない剛でした。

また酒の席で語り合うのが好きだという柴咲に、どんな話をするのか尋ねると「宇宙とか」。この回答に、宇宙大好きな光一が大喜びで食いつきました。光一の周りには宇宙トークを出来る人がいないらしく、「そういう話を飲みの席でしたら、“あぁもういい”って言われちゃうよ」。その反動か、柴咲の宇宙好きを知った光一は熱くなってしまい、「宇宙を人間の時間軸で考えるから宇宙を見れないんだよね」と語りだします。他のメンバーがあまり興味なさそうに沈黙している中で、柴咲だけが目を輝かせて「そうですそうです！」と同意。「所詮人間なんて宇宙の時間の中のちっぽけな時間しか生きてないんだよ！　それを人間の時間軸で考えようとするから宇宙が見れない！」と熱弁をふるうと、再び柴咲だけが「ハイっ♪」と素直に頷きます。「これをね、ハイッって聞いてくれる人は初めて」と、光一はとてもうれしそうでした。

日頃ちょっとミステリアスな雰囲気を醸している柴咲と光一には、「水周りは、使ったら必ず拭く」とか、「宇宙が大好き」とか、妙な部分での共通点が見られました。が、寝るときは裸族からパンツ一丁系に進化したという光一に対し、ちゃんとパジャマを着ているという柴咲。また、豚のしょうが焼きにはマヨネーズが必須と語る光一に対し、マヨネーズ嫌いの柴咲。不思議系芸能人の共通点は、ほかにどんなところがあるのか？　とても興味深いです。