「所詮、世の中はそういうものが好き」孤高の男・堂本剛のボヤき

2012.12.19

12月24日号の「オリスタ」(オリコン・エンタテインメント)の表紙は、今年、CDデビュー15周年を迎えたKinKi Kids。クリスマス号らしく、堂本剛が黒のタキシード、堂本光一が同じく黒の光沢のあるスーツでシックにキメています。

インタビューでは光一が“CDデビュー15周年の軌跡をライヴで振り返ってみようと思うんですが……”という最初の質問に、「覚えてないよ!(笑)」と即答。ファンからの質問コーナーを含め「わっかんない!」「ヤダ!」「教えない(笑)」を連発するなど、ある意味清々しいほどのインタビュアー泣かせぶりを炸裂させています。

対して剛はこれまでのライヴの選曲、音作り、振り付け、演出についてわかりやすく解説。しかしオリスタ読者のアンケートで人気1位だったライヴが、計6回のメディアキス(元旦コンサートでのキス)が飛び出した『We are O'n39!! AND U? KinKi Kids Live in DOME 07~08』ツアーだと聞き、「所詮、世の中はそういうものが好きなんですよ(笑)」という彼らしいボヤきを織り込むことも忘れていません。読者からの質問コーナーでは“テンションが上がる瞬間は?”の問いに「ネットサーフィンですね。買いもせーへんのに家具や食器を見て(略)要は、オカマみたいなことですね」、“ハマってる匂いは?”に「最近バスオイルにハマってまして、またちょっとオカマみたいな話で申し訳ないんですけど(笑)」、“好きなフランス語を教えて”には「“ボンニュイ”ですね。おやすみなさいって意味です。(略)最後までオカマ的発言で申し訳ない(笑)」と終始オカマ推し。安定の2人のキャラクターの対比を楽しめること請け合いなので、ぜひチェックしてみてください。

ちょっと気になる企画は、12月15日に劇場版が公開された『妖怪人間ベム』に出演しているKAT-TUN亀梨和也と杏のインタビュー。熱愛がウワサされる2人ですが、双方の共演者についてのコメントがベロ役の鈴木福くんのネタに終始していて、“ホントのところ、2人はどうなってるの?”という読者の疑問にまったく応えていないところがポイントです。逆に気になりますって!

この号では「2012エンタメ総決算! 第2号!!」と題して、誌面で紹介したスターたちのためになるひと言、笑えるひと言などをピックアップした特集「スターの名言150」を掲載。ジャニーズタレント勢の名言はというと、中山優馬は“今はカッコつけるのが恥ずかしかったけど、前はカッコつけたかった……”という前フリからの「だって、ジャニーズですもん」、関ジャニ∞大倉忠義は神の子と呼ばれる山本“KID”徳郁をゲストに迎えた番組で「こっちはジャニーの子!」と答えるなど、グループを越えた“事務所愛”が感じられる発言が目立ったのが印象的でした。

この中でバラエティ『濱キス』(テレビ朝日系)でせんべい1000枚を食べ尽くす企画にチャレンジしていた時のKis-My-Ft2藤ヶ谷太輔の「みんなで共同生活してるみたいで、いいね」という言葉が挙げられていましたが、確かこの時、ペラいせんべいばかりを選んで食べている北山宏光に全員からツッコミが入ったりして若干ギスギスした空気になっていたこと、視聴者はみんな覚えていますよ!

今号にはそんな北山が資金1万円のみを手に、ひとりでインドを旅した番組『北山宏光 ひとりぼっちインド横断 バックパックの旅』(日本テレビ系)のDVD化についてのインタビューも掲載されています。慣れない手つきながらも洗濯物を手洗いしたり、値切って買ったマンゴーを素手でむしって食べたり、暑さも手伝ってか上半身裸のシーンも多く、アイドルらしからぬ表情やコメントが満載だったこの番組。食あたりや熱射病で倒れたこともあった過酷な旅を経た北山の「いかに今まで自分が満足した生活の中で欲深く生きていたかっていうのを感じて、カッコ悪いなっていう自分と向き合ったんですよね」というコメントが、奔放すぎることで知られる彼のキャラクターを考えると非常に興味深いです。

そのほかにも今号には生田斗真が“読者が選ぶ好きな主演男優”1位を獲得した「ドラマ★AWARD 2012秋!!」などにも、ジャニーズタレントの情報が満載。この1年の彼らの活躍を振り返るのに、大いに役立ちそうです。

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コメント

  1. jinより 2012年12月19日 5:07 PM

    オカマ押しに笑った

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