1月14日放送の『しゃべくり007』（日本テレビ系）に長瀬智也が出演しました。「ジャニーズNO.1ワイルド」として長瀬が登場するとスタジオは大歓声。しかし今回のトークは、長瀬の意外な素顔のオンパレードでした。

34歳の長瀬は「年齢を感じること」を尋ねられると、「この時期、朝起きると体痛いっすね！」。もはや朝は足を開きドッシリ腰をすえて洗顔しないと腰が心配なのだとか。ワイルドな男性なら、顔はザバッと洗って服もその辺に脱ぎ捨てるぐらいが理想ですが、長瀬は下着がたくさん入るようにと、きちんと丸めて収納しているそう。



ですが、お金については財布は持たず、男らしく裸で持ち歩くのだとか。加えてカードケースも身につけているらしいのですが、とここで「最近PASMOをプレゼントでいただいて」と意外な贈り物を明かす長瀬。普段電車やバスには乗らないため、今後コンビニやタクシーでPASMOを使うつもりだと話すと、ワイルドな発言を期待している芸人たちは「やだ～」と拒否反応。確かに長瀬には、ポケットからワイルドに小銭を出して「釣りはいらない」と言ってほしいところです。

また長瀬はTSUTAYAのカードも持っているそうで「レンタルしますよ。ビックカメラとかでもちゃんとポイント貯めますし」と堅実な一面を見せると、「ポイントなんか貯めたらあかんよ！」とネプチューン・名倉潤。しかもポイントカードを忘れた時はしっかりレシートに記録してもらい後付け。そんなみみっちいことしてほしくないのですが、さらに「値切るのは得意かもしれない」と続けます。芸人たちは必死で「（熱が）42度でも平気そう」とワイルドな話を引き出そうとしますが、平熱の低い長瀬はたった36.8度でフラフラ。しかも病院にはすぐに行くそうで、女々しいエピソードの数々に芸人たちは「『長瀬』というものを背負って生きてほしい」と懇願していました。

一方、長瀬が好きな食べ物について「肉」と答えると、イメージ通りの回答に一同大喜び。が、好きな女性のタイプは「自分と感覚が違う人。自分にはない思考があると面白い」と話すと芸人たちは不満げ。そして「まぁ、乳があればいいっすかね」とか「オレ、オンナ、スキ」とか、芸人たちが考えた野性的なセリフを言わされていました。

続いてのコーナーでは長瀬が「度が過ぎたジャニーズNO.1」をぶっちゃけます。「度が過ぎて1番面倒くさいのは？」という質問には全員が城島茂と予想。が、実はなんと「錦戸亮」。錦戸からはたまに酔っぱらって電話がかかってくるそうで、長瀬が「今日は厳しい」と言っても「来るまで帰らない！」と折れないのだとか。「なんか、彼女かよ！　って」と長瀬は笑います。

優しい長瀬は顔を出しに行くそうですが、結局最後まで帰してもらえず、「コンビニ行ってくるよ」と言ってフェードアウトすることも。もちろん逆に長瀬に誘われたら錦戸は拒否しないだろうと思いきや、なんと「今日行けなくて」と簡単に断るそう。薄情です。先輩の長瀬も「来いよ！」と強く言えばいいのに、「言えないんですよ。大事な用事があるかもしれないじゃないですか」。

また「度が過ぎておしゃれなのは？」との質問には、「堂本剛」と回答。「もうなんか、ハイファッションすぎますよね。彼すごく古いものが好きだったりするんですよ。聴く音楽や楽器も」と長瀬。長瀬の中では「古いものに執着ある人はおしゃれ」だそう。独特な基準です。

そして「度が過ぎて1番お金を使うのは？」には、「松岡昌宏」と回答。松岡はスタッフとの飲食代も支払うそうですが、ちょっとした謎が。松岡以外のメンバーはツアー時、大体当日に現地入り。が、松岡は前日入りして自腹でホテルに1泊するそう。松岡のことなので高級ホテルで豪快に金を使っているのかと思いきや、「『こっちだと2万だけどこっちだと1万5,000円なんだよね』とかっていうのをマネジャーとやり取りしてるのを聞いて、『あ、結構自分に対してのお金はシビアなんだな』って思って」。松岡は人のためにお金を使うのが好きなんですね。

実は長瀬は、松岡にはタメ語。松岡が「タメ語でいいぞ」と言ってくれたのがキッカケだそう。一方ほかのメンバーには、「収録中はタメ語で、楽屋へ行くといつの間にか敬語」。器用に使い分けているようです。

そして「1番カッコイイのは？」という質問には、まさかの「城島茂」と「植草克秀」。長瀬いわく、城島は実は二枚目なんだそう。「まず女性にはめちゃめちゃモテますね」と話し、「絶対僕には言えないキザなことが言えたりとか。いやもちろん、『何言ってんのこの人気持ち悪い！』って思う人もいると思うんですよ。まぁ僕も思うんですけど（笑）。でもそれがサラッと言えるかっこよさもありますよね」と語ります。

またルアーフィッシングを趣味に持つ植草については、「趣味に没頭してる感じがかっこいい」と長瀬。「そこに時間やお金を費やしてるのは、僕から見たらかっこいい」。長瀬は自分の趣味に興じられるような、のんびりとした生活を望んでいるのかも。

さらに今回は、「世間とのギャッププロフィール」と題し、一般人100名にアンケートを実施。世間のイメージと私生活を比べて、本当にワイルドなのかどうか調査します。世間のイメージによると長瀬の日課は「サウナとビール」。しかしまさかの現実は、「寝る前に必ずパソコンでオークションを見て、『なんでこんなに値段が高いのか』を考える」。「もうほぼ毎日っすね！」と話す長瀬は、バイクや車、それぞれのパーツ、古着、時計、おもちゃ、野球選手のカードやシールなど、興味のあるものを片っ端からチェックしている模様。が、実際にオークションに参加することはないそうで、あくまでも見てるだけ。アイドルとは思えない日常です。

一般人が考える長瀬の「女性の口説き方」は、やはり「突然カニだけ食べに女と北海道に行く」というような豪快な感じ。が、実際の長瀬はというと「口説けないし、女性にボディタッチされると『これはどういう意味？』と無駄に意識してしまう」。例えば左腕を触られたら全神経が左腕に集中してしまうそうで、触られた箇所はずっと「ジーン」とし、心の中では「また来るか!?」と身構えているんだとか。いかにも草食系じゃありませんか。

最後に「ありったけの愛情を注いでいるもの」の世間のイメージとして挙げられたのが「革ジャンとバイク」。しかし、実際の答えはなんと「練乳」！　「練乳自体も好きなんですけど、練乳って書いてある商品には結構くいついちゃいますね」と長瀬。ここで長瀬流のイチゴの食べ方が披露されました。片手でヘタを持つ→もう一方の手に練乳を用意→イチゴの先端を噛む→くぼんだ部分に練乳を乗せて食べる。というのが一連の流れ。イチゴが美味しいこの季節。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

ワイルドなイメージを根本から覆す発言を連投した長瀬。外見は誰よりもワイルドなのに、内面は誰よりも草食系。ここまでギャップがあるジャニーズアイドルも珍しいのではないでしょうか？　1月19日スタートのドラマ『泣くな、はらちゃん』（日本テレビ系）で長瀬は、二次元の世界から飛び出した漫画の主人公を演じます。常にギャップがつきまとう長瀬なら、どんな役でもすんなりこなせそうです。