『TOKIOカケル』事件後初の放送は山口達也のシーン+“あの細かいところ”までカット

2018.5.5

山口達也

テレビ局のみなさん、お疲れ様でした……

 未成年者への強制わいせつの疑いで書類送検され、起訴猶予となったTOKIOの山口達也。書類送検が発覚した4月25日以降、出演番組やCMの差し替えが行われ、メディアを巻き込んでの大騒ぎに発展。特に、TOKIO5人でのレギュラー番組『TOKIOカケル』はその25日が放送日だったが、急きょ放送を見合わせることになった。翌週は、関ジャニ∞大倉忠義が出演予定だったため、「大倉さんの回はお蔵入り?」と不安視するファンも多く、さらには番組打ち切りを危惧する向きも多かった。

 1週間後の5月2日には山口を除くメンバー4人の謝罪会見が行われ、その夜には2週間ぶりに『TOKIOカケル』が放送された。内容は、放送を見合わせた時に予定していた女優・米倉涼子の「大好物ベスト10」と、もともとこの日に放送予定だった大倉の「ジャニーズ年表」企画をそれぞれ前後半で放送。テロップでの説明などはなく通常通りスタートしたが、山口の姿はすべて編集でカットされていた。

 同番組では、ゲストを中心に向かって左側が城島茂、松岡昌宏、そしてゲストの右側に長瀬智也、山口、国分太一という席順が定位置。通常、全体のトークでは引きで全員が映るか、城島・松岡の2人、長瀬・山口・国分の3人が映し出されることが多かったのだが、この日の放送では山口のいない左側ばかりが映ることが多かった。さらに、山口の隣に座っていた長瀬や国分は不自然なほどにアップで映ることもあり、編集の苦労が見て取れた。ほかにも、「大好物ベスト10」ではゲストの後ろに毎回TOKIO5人の絵が飾られているのだが、これもメンバーの顔が映らないようにゲストを通常よりアップにするなどの工夫がされており、細かい部分にまでかなり気を配り編集したよう。

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