過去5回のパイロット版を経て、今年4月からレギュラー放送している、Kis-My-Ft2の冠番組『キスマイBUSAIKU!?』（フジテレビ系）。「ブサイク」というインパクトの強い言葉が入っていますが、これはグループのデビュー時にネット上で「キスマイって、ジャニーズなのにブサイクじゃない？」などと揶揄されたことがきっかけになったそう。そんな一般視聴者のイメージを逆手に取り、番組を通して「誰もが認めるかっこいい男」になるために、メンバーそれぞれが特定のシチュエーションでの対応にチャレンジ。その映像を見て、一般女性が“かっこいい順”にランキングするという異色の番組です。

ファンにとってはメンバーの女性に対する素の振る舞いが見られるとあって、大好評。今年4月から満を持してレギュラー化され、現在では男性視聴者やキスマイファンではなかった女性からも「面白い！」と評価され、番組そのもののファンも増えている模様。



そんなユニークな企画にハマったのは一般人のみならず、なんと同じジャニーズ事務所に所属するタレントも。それは、ずばりV6・三宅健。7月29日放送の『三宅健のラヂオ』（bayfm78）で『キスマイBUSAIKU!?』について、熱く語り始めました。

番組冒頭、「最近、どんなテレビ番組を見ているか」という話から、「オレが最近好きなのは『キスマイBUSAIKU!?』。あれ面白い。よくできてるよ」と切り出した三宅。同じジャニーズでも、V6とKis-My-Ft2はあまり接点がないだけに意外な気がしますが、どうやら三宅は単なる“にわかファン”ではなさそう。この後、三宅の発言はどんどん熱を帯び、

「まあ、これがね、面白いんだよ！　真剣だからさ、キスマイの子たちが。あれはもう、出せないな。ある程度やっちゃってるオレたちには出せない。あれ出たいわ！」

と、まさかの出演希望！　「ある程度やっちゃってる」というのは、アイドルとしての芸歴のことを指しているのでしょうか。若手のKis-My-Ft2だからこそ出せる初々しさを、先輩の三宅自身もファンと一緒に楽しんでいるのかもしれません。

この発言を受けて、スタッフが「（番組に）出たら勝つ自信ありますか？」と率直に質問しますが、三宅は「わかんないけど、いけそうな気がする。“女子萌え”なやつ考えればいいんでしょう？」と自信をのぞかせ、「“女子萌え”なシチュエーション企画をオレは考えたい」と宣言するほどの本気モード。

メンバーの中でも特にお気に入りなのは玉森裕太だそうで、

「玉森くんの自然な感じがいい。作り込まれてなさすぎる感じがいいんだよね。玉ちゃんがいいな。“玉ちゃん”とか言って、気持ち悪いな、オレ（笑）」

と、その語りっぷりはもはや立派なファン。そのほかにも三宅なりのチェックポイントがあるようで、

「千賀（健永）くんも面白いよね。千賀くんのナルシストっぷりもハンパないね！　あと、宮田（俊哉）くんだ！　この宮田くんがもう、見当違いのプランをいっぱい立ててくるわけよ。それが面白くてさ（笑）。面白くてしょうがないんだよ！　見てみ、面白いから」

と、力説するほど。最終的には“最高の褒め言葉”という意味で「最っ高にくだらない番組だね！」と、言い放った三宅。「いわゆる“モテたい”と思う男子諸君は見た方がいいよ。いっぱいキスマイが教えてくれてるんだもん」と、番組の魅力について語り尽くしました。

三宅といえば、安室奈美恵をはじめ、最近では柴咲コウとウワサされるなど、これまで数々の女性と浮名を流してきた、ジャニーズきってのモテ男。しかし、彼の場合は女性の友人が多いため、必ずしもウワサになった女性が本命とは限らないようです。

今年10～11月に東京・大阪で上演される舞台『SomeGirl（s）』で、「いろんな女性と浮名を流すけど、どこか憎めない男性」を演じる三宅は「『僕なら、役作り必要ないんじゃない？』って思いましたね（笑）」（V6ファンクラブ会報「VOL.89」）と語っています。女友達の多い三宅が『キスマイBUSAIKU!?』に出演したら、一体どんな企画を持ち込んでくれるのか……。三宅の熱烈アピールは果たして実現するのか、番組側の反応に期待したいですね！