KAT-TUN亀梨和也と安全地帯の玉置浩二による、ドラマ『東京バンドワゴン』（日本テレビ系）発の期間限定ユニット「堀田家BAND」が、11月10日に学園祭ライブを敢行しました。事前に学園祭ライブを行うことはニュースになっていたものの、混乱を危惧して会場を発表しないという完全シークレットライブ。しかし、ライブ本番では“山”を張っていた亀梨ファンが現地に駆けつけたようで、ネット上には数多くのレポートがあがっています。



亀梨が主演を務める『東京バンドワゴン』は、東京の下町で古本屋とカフェを経営する4世代の大家族・堀田家が、次々と起こる不思議な事件を解決していく物語。亀梨は同作で、フリーの旅行添乗員として働く堀田青役を演じ、青とケンカが絶えない破天荒な父親・堀田我南人を玉置が演じています。主題歌は「堀田家BAND」による「サヨナラ☆ありがとう」が起用され、今月上旬には2人が「10日に某大学の学園祭に飛び込み参加する」ことが発表されていました。

そして今回行われた学園祭ライブの会場となったのは、女子大生のヒロイン・槙野すずみ役を演じる多部未華子の母校である東京女子大学でした。実は同校は『東京バンドワゴン』の撮影でも使われており、ファンの間ではライブ会場は「東京女子大学が最有力」と目されていたようです。

参加者のTwitterなどの書き込みによると、当日は午後1時を過ぎたところで、会場後方にカメラがスタンバイされるなどものものしい雰囲気に。1時半ごろ、野外のメインステージにまずは玉置がギターを持って登場し、ドラマのエンディングテーマ「サーチライト」を熱唱。当日はライブが始まるまで曇り空だったそうですが、玉置が歌っていると晴れ間が見え、曲の盛り上がり部分で見事に光が差したときには、思わず会場から歓声が上がっていたとか。

そして玉置が“このギターより大事な人”として、「ちょっと問題のある息子なんだけど、愛する息子！」などと煽りを入れながら会場を盛り上げ、黒ライダースジャケットにジーンズ姿の亀梨が登場。登壇を心待ちにしていた会場の亀梨ファンからは、大きな歓声が湧き上がっていたそうです。

2人が揃ったところで、亀梨が「（玉置は）本番10分前に到着した」と暴露し、「ギリギリで生きてるんですね」と、KAT-TUNのデビューシングル「Real Face」の歌詞にひっかけてネタにする場面も。その後「サヨナラ☆ありがとう」を歌いましたが、玉置が亀梨の肩や腰に手を回して密着し、キスしそうなくらいに顔を寄せながら歌唱していたんだとか。また、フルサイズで歌ったことがなかったためか、亀梨は途中で「歌詞間違えた！」とミスしてしまったことを報告していたそうです。曲終わりにはアカペラで歌い直すというサービスも。

「アンコール」の掛け声が入ったものの、「オレたち1曲しかないから」ということで番宣に移り、約15分のゲリラライブが終了。ステージを降りる際には玉置が亀梨に耳打ちをして、亀梨が会場のファンへ向けて両手で投げキッスをするという最高のファンサービスで締めくくったそうです。

また、東京女子大学でのサプライズライブを終えた2人は、お茶の水女子大学の学園祭にも参加。「アンコール」を求められた場面では、今度は亀梨が玉置の「サーチライト」をアカペラで歌ったといい、グループのときはカッコつけているが、「親父と一緒だとカッコつけられない」（亀梨）、「心から愛し合ってるから」（玉置）というやり取りもあったとか。亀梨が玉置を「親父」と呼ぶなど仲の良さが伝わり、どちらのライブでも2人が終始楽しそうにしていたようです。

ライブは撮影禁止でしたが、亀梨が出演する『Going！ Sports＆News』や、翌朝の『PON！』（ともに日本テレビ系）では東京女子大学でのライブの模様を紹介。現地に集まったのは1，000人だそうで、会場のお客さんが「サヨナラ☆ありがとう」で「LOVEだね」と歌う際に亀梨＆玉置が作る“Lポーズ”を掲げながら楽しんでいる場面が流れていました。

視聴率は6～8％（ビデオリサーチ調べ、関東地区／以下同）と一桁続きの『東京バンドワゴン』ですが、6日発売の「サヨナラ☆ありがとう」は、週間ランキングで首位に初登場するという良いニュースも飛び込んできました。本当の親子のように良い関係を築いている亀梨＆玉置の関係がドラマを盛り上げ、良い結果で終了することを祈りたいですね。