少年のような容姿と愛されるキャラクターで、デビュー以来「かわいい」と言われ続けているV6三宅健。自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『三宅健のラヂオ』（bayfm）の5月12日放送回では、34歳になった今でも「かわいい」と言われることについて、自身の思いを語りました。



便りを寄せたのは、オーストラリア在住の13歳のリスナー。「友達に健くんの写真を見せるとみんな『かわいい～』って言いますけど、いざ34歳って教えるとドン引きで『熟年好き！』ってからかってきます（笑）」と、なんと三宅は20歳下からも「かわいい」と評されていることが発覚。この話の流れから「『かわいい』と言われるのと『かっこいい』と言われるの、どちらがうれしいですか？」と尋ねられると、三宅は「15、6歳の頃は『かわいい』と言われることがなにか嫌だった」と語り始めました。

「隣りで森田（剛）くんがクールな感じにしてたんで、『カッコいいカッコいい』って言われてる隣で、僕は『かわいい』としか言われなくて。『なんだよぉ～』って思ってた」と当時の感情をぶちまけますが、いつしか「それはそれでありがたいこと」と思うようになったとか。そして今では、「この歳で『かわいい』と言われることが奇跡っちゃ奇跡」「すごいよね。13歳に『かわいい』と言われてる34歳って、どういうことなんだろうね」と自分自身に感動を覚えるまでに。「まぁ（『かっこいい』も『かわいい』も）どっちもうれしいですよ。総じてうれしいですよ」と話していました。

さらに別のリスナーからはこんな便りも。三宅が出演中の『みんなの手話』（NHK）を見ていたリスナーの母親が、三宅が34歳だと知って驚き、「24歳でも十分通じる」と言ったとか。誰が見ても34歳には見えない三宅ですが、「実年齢より若く見られるのはうれしいことですか？」「『34歳に見えないね～！』って人から言われた時、率直にまずどう思いますか？」と尋ねられると、「なにか言われ慣れてきたから（笑）、『あ、そうなんですよ』って思うぐらい」と、もはや若く見えることを“ただの事実”と捉えている様子。というのも最近、撮影現場のパソコンで自分の写真を確認したところ、「その笑ってる顔が15、6の時とおんなじ顔してて、自分でビックリしたの。“昔の自分がここにいる”って瞬間があってさ、笑い方とか変わってないんだなと思ってさ、ビックリしちゃった」。自分の見た目年齢の若さを自覚せざるを得ない出来事だったようです。

しかしずっと若くかわいく見られてきたからこそ、三宅はこんな不安も口にします。「40は多分そんなに変わらないだろうけど、50ぐらいはどうなってるかね」「50ぐらいになってさ、一気に劣化し始めちゃったりしてね（笑）。『どうしちゃったの急におじさんっぽいんだけど』みたいなさ、いやぁ、わからないじゃん。いつ訪れてくるかなんてさ」と吐露。その対策として「ちゃんと睡眠を取ろう」と決意していました。

昨年は主演舞台『Some Girl（s）』の公開リハーサルで自身の女性遍歴を聞かれ、「ファンの方たちが好きだと言ってくれているので、そこそこモテてます。かわいく生まれてきてすみません！」とアイドルらしく応じ、記者たちの笑いを誘った三宅。番組後半では、リスナーから「20代のうちにしておいた方が良いこと」を尋ねられ、「夜更かしがしづらくなってくるから、今のうちにどんちゃん騒ぎを」と勧める一方で、「25歳を過ぎるとお肌の曲がり角なんてよく言いますけど、まさにそうだと思いますよ。本当に」「29歳は毎日パックとかした方が良いんじゃない？　いやもう無理でしょ、重力に抗えないでしょ」などとアンチエイジングを力説する場面もありました。「だから僕も35歳からパックしようと思う。コスメに目覚めようと思う。コスメアイドルとしてやっていこうかな（笑）」と冗談まじりに発言していましたが、いずれ顔にシミやシワを作り、年相応の落ち着いたトーンで話す彼の姿はやっぱりどこか想像し難い。コスメアイドルとまではいかなくとも、いつまでも奇跡的なかわいらしさで、ファンを魅了してほしいものです。