9月13日放送の『王様のブランチ』（TBS系）の「買い物の達人」コーナーに、KinKi Kids堂本光一が登場しました。

私生活が謎に包まれている彼が買い物をするとあって、ファンの間で大いに話題になった今回の放送。まず訪れたのは「焙煎珈琲豆 コンパスコーヒー 九品仏店」。コーヒー好きな光一は普段から自分でコーヒーを入れブラックで飲むそうですが、いかんせん買い物が苦手なため、使う豆は「大体頂き物」とのこと。が、「ネットショッピングはよくする」そうで、最近はコーヒーポットを手に入れたとか。またある時は「150円の電球を買うのに送料が300円かかった」というネットならではの失敗も。しかしながら3度の飯よりゲームが好きな光一のこと。買い物が苦手というよりは、ただの出不精な気がしないでもありません。


酸味がなく深みのある濃い味が好きだという光一。「正直詳しくはない」と言いながらも、一番高いコーヒーを当てるクイズでは3種のコーヒーを飲み比べ、「情景が浮かぶ」「“ぼくはこんなところで育って旅をしてきたんだよ”っていうのが見える」と見事クイズに正解してみせます。まるでワインを嗜むようにコーヒーを語る光一は、コロンビア産の豆を300グラムとコーヒーミルを購入。ここまではまさに「王子」の名にふさわしいお買い物と言えましょう。

しかしこの後、光一の生活感が露わになります。過去に一日一食でも平気と発言するなど食に無頓着な光一ですが、実は豚肉が好物とあって「ぶたいち　東京人形町店」で食べたミックス豚丼に「おー！　うまっ！　これはウマイわ！」と歓喜。とにかく面倒くさがりな光一は、「しゃぶしゃぶってラク」という理由から、家では豚しゃぶにすることが多いんだとか。本当は家事も面倒だからしたくないそうですが、「面倒くさいけど片付けないと嫌だから片付ける。洗濯も、面倒くさいけどやらなきゃしょうがない」としっかり家事をしているよう。また「KinKi Kidsとして東京ドームでコンサートをやって帰ったら、とりあえずパンツ洗いますよ！」とも話し、「あの瞬間が一番微妙な気持ちになる」と明かしていました。

またその後訪れた「フィットネスショップ水道橋店」でも庶民派な発言が飛び出します。購入したのはいずれも疲労回復に良いというサプリメントとウェアでしたが、ウェアの値段を見た光一は、「1万3，000円、意外とするなぁ！」「布だぜ!?」とスターらしからぬ発言。自分で買い物に行かない光一は、普段スタイリストから服を買う際も「Tシャツで1万円越え!?　布だぜ!?」と驚いているそうです。またその後「ドン・キホーテ後楽園店」で購入したのも、愛用のバスクリーナー5本とスポンジ、ドライヤーに炊飯器。また後輩にボクサーパンツを購入するなど、先輩としての優しさも見せていました。

NGワード「ダメ？」を言う度に買い物資金10万円から5,000円が減額されていくはずだったこのコーナー。しかし光一は一度もNGワードを口にせず終了。買い物が苦手、でもゲームは好きな光一は、2013年9月放送回で堂本剛が15回もNGを出していたのを引き合いに「剛くんと大違いじゃないですか！」「買い物って楽しいですね！」と、ゲーム性のあるお買い物をしっかり楽しんだようです。

途中、好きな女性のタイプを尋ねられ「ブスが嫌いです」「内面が外に現れると思うんですよ。内面がブスな人はねぇ、表側もブスになりますよね」と言い放つなど、この日も所々でドSっぷりを見せていた光一。しかし今年15年目を迎えた舞台『SHOCK』の話になると、その表情は真剣そのもの。2000年に『MILLENNIUM SHOCK』として初演を迎えた時のことを「リハーサルがもう本当に間に合わなくて、無茶苦茶だったんですよ！」と振り返り、しかしその時、光一の亡き兄役として共演した東山紀之が「オレたちはスタッフを信じて、稽古場でやったことを責任持ってやろう」と言ったのが忘れられず、「今でも響いてますね」と語ります。

大阪では舞台『Endless SHOCK』が上演中、また9月17日には1001回目の公演を収めたDVD＆Blu-ray　 BOXが発売する光一。上演15年目を迎えたことについて「あっという間に、もうアラフォー！」と茶化していましたが、サプリで疲労回復を促しつつ、今年も無事完走してほしいものです。