9月14日・15日、東京・国立代々木競技場第一体育館でA.B.C-Zのコンサート『A.B.C-Z Summer Concert 2014 “Legend”』が開催されました。オープニングから巨大ブランコに乗って登場するなど、A.B.C-Zらしいド派手な演出で客席を沸かせましたが、東京公演初日の14日には、橋本良亮のソロコーナーにSexy Boyz・マリウス葉と、ジャニーズJr.のジェシーがステージに登壇するサプライズがありました。



コンサート前半、自身が作詞作曲を手がけたバラード「恋」を歌唱するソロコーナーで、橋本が「友達を連れてきました」と切り出し、私服のような服装のジェシー＆マリウスがファンの前に登場。橋本のソロ曲を急きょ3人で一緒に歌うことになったといい、歌は「今朝練習した」と説明。3人で「恋」を、しっとりと歌い上げたそうです。

「ジェシーはほぼ完璧に歌いこなしていましたが、マリウスは不安そうな歌声が印象的でしたね。2人ともラフな格好でしたが、背が高くてスラっとしているので、オーラは抜群。デビュー組のマリウスよりもジェシーの方が大きな歓声をもらっていました。2人は15日の昼・夜公演にもお揃いの白のスーツ姿で登場し、『恋』ではなく、KinKi Kidsの『もう君以外愛せない』を橋本くんと一緒に歌ったそうです」（14日のコンサートに参加したファン）

この事態を知ったファンの間では、マリウスとジェシーについて「ユニット組みそう」「これから一緒にやっていくのかな？」と話題になっています。マリウスは今年5月からSexy Zoneを離れ、ジャニーズJr.の岩橋玄樹、神宮寺勇太とのユニット・Sexy Boyzが活動の主体になり、アイドル誌の撮影でジェシーらJr.と一緒になる機会も増加しています。雑誌の掲載状況やA.B.C-Zコンサートに飛び入り参加したことで、2人は今後も「セットにされるのでは」と、予測する声も多く上がっていました。

そんなマリウス＆ジェシーは「duet」（ホーム社）2014年8月号の対談企画で、お互いにハーフという共通点を軸に、トークを展開。2人は深い話はしたことがないそうですが、『ザ少年倶楽部』（BSプレミアム）の収録で会うと英語であいさつ程度の会話を交わす関係であることが明かされ、マリウスがハーフならではの悩みを吐露する一幕も。マリウスはかねてからジェシーと友達になりたいと考えていたのか、対談の最初から「プライベートでも仲よくしてほしい」とアピールし、ジェシーも最終的に「あとでアドレス教えるわ」とマリウスのラブコールに応えていました。

「POTATO」（学研パブリッシング）2014年10月号でも2人は対談。「duet」の段階ではまだ会話からぎこちなさが伝わったものの、7月30日～8月10日にEXシアター六本木で公演が行われた『ガムシャラ Sexy 夏祭り!!』にメイン出演したことで、ようやく距離が縮まったよう。

マリウスは同誌で「ボクから見たジェシーくんは、とにかく優しい人。この前もご飯に連れてってくれて、いろんな話をしてくれてうれしかった」と語っているように、2人はいつの間にか食事にも出掛けていたそう。ジェシーも「ハーフ同士だし、なんか面倒見てあげたくなっちゃって」と“兄心”をのぞかせ、「これからもいろんなことを教えて欲しいな（ハートマーク）」と、すっかりジェシーになついている様子のマリウス。最後には「ハーフあるある」ネタで盛り上がっており、同誌には取材時の裏側として「ハーフ同士ってことで波長が合う部分も多いようで、本当の兄弟のようにずっと仲よくじゃれ合っていたよ」というエピソードも掲載されていました。

現在、マリウスはJr.のメンバーと活動を共にし、一方のジェシーも一時期は松村北斗とのシンメで売り出されたものの、解体状態となっています。ハーフ同士で波長の合うマリウス＆ジェシーがコンビとしてプッシュされていくことになるのか、今後の展開に注目していきたいですね。