10月13日深夜放送の『musicるTV』（テレビ朝日系）にジャニーズWEST中間淳太、藤井流星、濱田崇裕が出演。「ライフタイムミュージック」のコーナーでは、影響を受けた先輩ジャニーズとその楽曲を円グラフで回答しました。



彼らを形作った要素として一番大きいのは関ジャニ∞「涙の答え」で、グラフ半分の50％。藤井は「（関ジャニ∞は）お笑いばっかりやと思ったら、こういうかっこいいのもやってて。僕はこの曲のライブ映像を見てすげー感動して、『僕もこうやって感情をちゃんと入れて歌おう』と思いましたね」とコメントします。同じ関西出身ということで「関ジャニ∞の弟分」と言われることもあるジャニーズWEST。食事にはしょっちゅう連れていってもらっているそうで、中間は特に村上信五と交流が深いよう。以前別の番組でもお年玉をもらっていることを明かしていましたが、「唯一仕事の相談をしてる先輩」とも。共に大所帯グループの年長組、かつツッコミ役ですから、学ぶところが多いのかもしれませんね。

続いて20％と割合が大きかったのがKAT-TUN「In Fact」。10年以上もジャニーズJr.として活動していた中間と濱田が、関ジャニ∞以外の先輩で初めてバックダンサーを務めたのがKAT-TUNだったとか。それまでは関ジャニ∞の背中ばかりを見ていたため「こんな面白いことばっかせなあかんの？」と疑問に思っていたようですが、中間はその時初めて「自分たちもジャニーズなんだな」「やっぱジャニーズなんやからかっこよくしないとな」と思ったそう。「見せ方がかっこいいんですよね。ステージ上でサングラスかけたりとかね。（サングラスは）取るためだけにかけてるんですよ！」と中間が熱弁すると、濱田も「あれすごい気持ち良さそうやんなぁ！　取ったら“キャー！”みたいな」と共感。

また藤井も「（ジャニーズに）入りたてのころ、かっこいい理想像がKAT-TUNさんだったんですね。“ちょい悪”みたいな」と発言。藤井と言えばジャニーズWESTのデビュー翌日に発売された週刊誌で、未成年時の飲酒・喫煙を告発されましたが、これも“ちょい悪”に憧れた結果だったのかも？

一方、関西ジャニーズJr.時代から「丸山（隆平）くんみたいになりたい」と憧れているのが濱田。大人数で焼肉に連れていってもらうこともあるそうで、「丸山くんがエアーホラ貝で『ブォ～ン……かかれ！』って言ったら、一瞬にして肉がなくなっていく」とのこと。さすが関ジャニ∞のボケ担当・丸山主催の焼肉。普通じゃありません。

丸山に憧れてきた濱田は、しっかりそのキャラを受け継いでいるよう。中間が村上との交流を語った後、番組MCのヒャダインから「濱ちゃんは？」と聞かれると、質問を振ってもらったことに「ああ、ありがとうございます」とわざわざ礼を言い、そこで前屈みになったことでネックレスがマグカップにぶつかってチーンと音を立てるなどいちいち騒々しい点も丸山と共通。また丸山が焼肉に連れていってくれたことについても「焼肉に“連れていく”んですけど」と言い間違える天然っぷりで、また濱田には、中間と一緒に歩いている時に「マネジャーさんですか？」と聞かれて「あまりのショックに『ハイ！』って言ってしまった」という伝説も。番組の締めとして目標を言う場面では、「僕がデビューできたので、僕のお父さんが『自分もデビューできるんじゃないか』って本気で歌手デビュー目指してるんで、それを本気で阻止したい」と発言しスタジオを沸かせていました。

また番組中、自ら「結構、麒麟の田村（裕）さんに似てるって言われる」と発言したことから、これを面白がった番組MCの綾小路翔（氣志團）から「ホームレスアイドル！」「（特技は）田村」とイジられる場面も。しまいには「濱ちゃんはさ、天然とかじゃなくてさ、アホの子でしょ？」とまで言われ、田村はこの短時間ですっかりイジられキャラを定着させたのでした。

さて影響を受けた先輩として、それぞれ10％と答えたのが、嵐「Love so sweet」、KinKi Kids「青の時代」、TOKIO「宙船」でした。中間は嵐について「嵐さんて、すごく個性豊かで、全員の得意分野が違うじゃないですか。それなのにまとまってるし、誰がセンターに来ても違和感がないんですよ。そういうグループに僕らもなりたい」と語っていましたが、ジャニーズWESTの飛躍には、濱田という個性をどう活かすかが肝になってきそうです。