10月15日放送の『ホンマでっか!?TV』（フジテレビ系）にV6三宅健が出演。自由すぎる悩みを相談しました。

三宅が打ち明けたのは「時間にルーズすぎるのを直したい」という悩み。待ち合わせ時間が迫っていても気になる店を見つけたら入ってしまうらしく、「人の5分が、僕の5分と違うみたい」と自分を正当化しながらも「いや、本当に悪いと思ってるんですよ！　心から。心からだよ？」とタメ口で心理評論家の植木理恵氏に訴えます。



以前『VS嵐』（同）に出演した際、制限時間ギリギリで壁を上りきり「いつもオレ、ギリギリフェイスだから！」と発言してスタジオを沸かせた三宅ですが、どうやらこの悪い意味でのギリギリ癖は幼少期から始まっていたよう。「小学生の時から、夏休みの宿題を最後の3日間で仕上げるんですよ。新聞紙とかも（夏休み分を）全部取っといて、日記とかも全部バーッ！　って書いて。で、なんとか間に合っちゃう」と武勇伝の如く語る三宅。植木氏によると、この“ギリギリに動いて間に合う”という経験は忘れられないほどの快楽だそうで、三宅自身も「『オレできちゃうじゃん！』っていうことを思うんですよ毎回」と悦に入っている様子。

そのせいか、現在でもトレーニングや振り付けなどもやるまでに時間がかかるとのこと。「どうしよ……やろうかな……と思って気付いたら深夜2時。でもやんなきゃいけないじゃないですか。だから深夜2時からやるんですよ」と追い込まれてしか動き出せないようで、V6メンバーも「必ずと言っていいほど出発の時間に起きてきて、そこからシャワーを浴びる。ひとりだけ後から違う車で会場入りすることもある」「海外に行くとパスポートを失くす。探している間みんなで待つはめに」と三宅のルーズさを指摘。三宅は「忘れ物セミナーがあるなら、通いたい」と真顔で言っていましたが、自覚していても直らないとなれば、この問題はだいぶ根が深そうです。

そんな三宅の習性を生物学評論家の池田清彦氏はむしろ「ギリギリでいつも間に合っている人っていうのは、それなりのコントロールができている」と評価。しかし次の瞬間、「あなた敬語とか使ったことある？」と問いただします。三宅は先日出演した『ごきげんよう』（同）でも「人を見て敬語を使うか判断している」と明かしていましたが、池田氏はまさに三宅を「“この状況なら怒られない”ということを計算している」「そういう人は頭良いんだよね」と分析します。

ところが井ノ原快彦からの密告によれば、あの大物女優・泉ピン子にまで「おーピン子！　超久しぶりじゃん！」「ピン子！　肌がキレイじゃん！」と顔を近付けていたそうで、この話にはスタジオも騒然です。さんまも「お前死ぬ気か！」と心配するほどでしたが、三宅は「だって、『ピン子』の方が面白くないっすか？」と飄々とした表情。三宅にも大御所に対する恐怖心はあるものの、「勇気を振り絞って」タメ口を聞いているんだとか。こうして一気に距離を縮めるのは、三宅なりの処世術なのかもしれません。

また教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏は、「三宅さんがルーズになったのはV6のせい」と発言。自分と向き合い、自立していく“思春期”という大事な時期にV6に入った三宅ですが、保護者的な立場である井ノ原、長野博、坂本昌行のもとでわがまま放題に育ってきたことが「致命的」だと説明したのです。さらに尾木ママは、メンバーが減ったことで自立が促されたKAT-TUNを引き合いに、グループは3～4人が良い」と話したことから、三宅が「だから？　（人数を）減らせってこと？」と噛み付く場面も。6人という数を否定された三宅の目には、いつになくすごみがありました。

ところで、三宅が以前から気になっていたというのが、脳科学評論家の澤口俊之氏。番組中も「あの人飽きてんだけど」「あの人なにやってんだろう」と指差すなど気になって仕方がない様子。そんな三宅に澤口氏も「三宅さんのことはもうわかっちゃった」「（自分と）めっちゃ似てますよ」と仲間意識を感じているらしく、三宅の問題を自分のことのように語り出したため、三宅は澤口氏と一緒くたにされることを「ちょっとやめてよ！　（こっちは）生き恥さらして出てんだから！」と嫌がります。ギリギリ癖も「直しますよ！　だってああ（澤口氏みたく）なっちゃうんでしょ？　マズイでしょ」と危機感を募らせていましたが、さて彼の癖は本当に直るのでしょうか？