TOKIO山口達也がMCを務める『Rの法則』（NHK Eテレ）。12月22日放送回にはTOKIOメンバー全員が出演し、楽曲の裏話やそれぞれの恋愛観を語りました。



この日はライブパフォーマンスのほか、メンバーがTOKIOの楽曲からシチュエーションごとにオススメ曲をピックアップ。また女子高生525人がグッと来た歌詞をランキング形式で発表するなど、TOKIOづくしの一時間となりました。

長瀬はデビュー曲「LOVE YOU ONLY」の「キスがしたいよ」という歌詞から10代の自分を思い出したようで、「好きな子のリコーダー見つめてたもんね」と変態発言。国分太一も「男が100パー思うことだから」と思い当たる節があるようです。そこで番組レギュラーのジャニーズJr.田中樹が、そのリコーダーを舐めたかを尋ねたところ、長瀬は「オブラートに包んだんじゃねーかよ！　なんで言っちゃうんだよ！　大人になるとそういうことが言えなくなるの！」と否定せず、スタジオを沸かせました。

またメンバーが「誰が一番肉食系か」を答える場面では、全員が城島茂と回答。予想外の結果にスタジオの女子高生からは「やだ～！」と悲鳴も。しかし山口は「一番男らしい」と評し、松岡昌宏も最年長の城島について「大人の手本だったの。だから肉食なのは当たり前。オレたちはこの人を見て動いてた」と、ずっと指標としてきたことを明かします。

一方で肉食と思われがちな松岡の一面を、国分が「『好きになった子になにあげればいいかな』って相談受けたことある」と暴露。結果どんなプレゼントをあげたのかというと、「あの、えっとねぇ……オルゴールの鳴る宝箱」（松岡）と明かしたため、女子高生たちは手を叩いて爆笑。しかし肝心の告白は失敗。プレゼントも受け取ってもらえず、松岡はオルゴールを叩き壊したとか。恋愛マスターの松岡に、そんな過去があったとは驚きですね。

長瀬が作詞作曲した「リリック」に「愛」という言葉が出てくることから、スタジオの女子高生から「愛と恋の違いは？」と尋ねられる場面も。城島は「無償の愛こそ本当の愛」と回答し、長瀬も「愛って見返りを気にしないでしょ？」と城島の意見に共感します。しかしこの曲の「拙い言葉に色が付き始めてた」という歌詞に、一般高校生から「どういう意味？」と疑問がぶつけられました。

すると作詞をした長瀬は、「言葉っていうのは、僕は一番薄っぺらいものだと思っていて」といつになく真面目な表情。「僕は説明がすごいヘタだから、言葉を選ぶことよりも、気持ちの方が走ってしまう。そういう拙い言葉っていうのは人を傷つけてしまったり、違う風に捉えられてしまう。でも『好き』っていう気持ちがあると、言葉じゃない“気持ち”も感じるわけですよ。その気持ちを僕は『色』と表現したんです」。詞に込められた長瀬の深い思いには、スタジオの面々も驚いていました。

また心理カウンセラーの塚越友子氏が、「好きな人のタイプ別　接し方のテク」を伝授するコーナーでは、TOKIOの恋愛観が丸裸に。好きな人に対する気持ちや行動について当てはまる項目にチェックする場面では、国分と松岡が「会うとすぐにひかれあった」を選択。「このタイプは惚れっぽい」との診断に松岡が納得していると、山口が「メンバーの恋愛それぞれみんな知ってるけどさ、入口は知らないよね」とコメント。それに対し「出口は知っててもね！」と城島がうまいことを言って沸かせていましたが、お互いの恋愛をすべて把握しているグループというのも珍しいのではないでしょうか。

また長瀬が選んだのが「友情がいつの間にか愛に」という項目で、積極的な女の子は「ダメ」だそう。城島は「彼女のためにはできないことでもやる」を選び、頼られるのが好きだとか。それに反して「頼られすぎると身を引く」を選び、ドキドキ感がないと冷めてしまうというのが意外にも山口。「好きな人と、ワーって盛り上がったときに膝がツンって当たった時とか『うぉー!!』ってここに（神経）行かない？」と発言すると、後ろにいた田中や諸星翔希らJr.勢も立ち上がって「全神経が集中しますよね！」と大興奮。さらに山口は「（膝が）当たった時に女の人がパッて離すと、『あ、（脈）ない』ってなっちゃう。『あ！　まだ動かない！　この子動かない！』みたいな」とドキドキするシチュエーションを熱弁。彼が既婚者であることを忘れてしまいそうです。

TOKIOのポジティブな力を改めて実感した今回の放送。デビュー20周年を迎え、今年参加した夏フェスではジャニーズファンのみならずロックファンからの賞賛も得た彼ら。これからも世代を超えて愛される、力強い楽曲を生み出してほしいですね！