＜ジャニーズ　ぶっちゃけ発言＞

――ジャニーズアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
亀梨和也（KAT-TUN）

「基本的に信用できる人が少なかった」



1月24日放送の『嵐にしやがれ』（日本テレビ系）にゲスト出演した、KAT-TUN亀梨和也。番組では亀梨に関するクイズが嵐メンバーに出題され、高得点だった大野智に手料理をふるまうべく亀梨が厨房に立つと、雰囲気は“亀梨家に招かれた嵐”といった構図に。亀梨の手料理を待ちながら、会話が弾む嵐5人。はじめはもちろん料理の話だったが、櫻井翔の「メンバーが家に来ることあんの？」という質問を皮切りに、みんなが聞きたくても聞けなかったKAT-TUNの過去に話が及んだ。

質問に、「1回だけ。お店とかじゃなくてコソっと話したかったときに、田口以外（のメンバーが来た）」と言って笑わせたが、「変な話さあ、いろいろあったじゃん？　4人の絆は深まった？」と櫻井

切り込む。「そこはニュアンスが難しいんですけど……」「人数ではなく、仕事における意思疎通を取ろうという意識は増えた。方向性やモチベーションは合わせていこうって。いろんなもの超えてきたなってのはある」と真面目に答えると、二宮和也は「いいね。そういうの触れちゃいけないと思ってた」とKAT-TUNよりも7年先にデビューした先輩ながらも、KAT-TUNのメンバー脱退に関しては、まるで腫物に触るように遠目で見るしかなかった嵐の本音をにじませた。

お互いに本音をぶつけ合い、無礼講の雰囲気を察した亀梨は、自ら「（デビュー当時、自分たちは）恐いとか言われてたじゃないですか」と自爆ネタをかますと、「恐かったも～ん」とそれぞれに同意の反応を見せる嵐。相葉雅紀は「あんな尖った革靴、初めて見たもん」とツッコむと、亀梨は“私服（自前）で出る”“振り付けはいらない”グループだったことをぶっちゃけた。“尖った”話が出たついでか、櫻井が「今思えば、あんとき（デビュー当時）ちょっと尖ってたなって感じある？」と質問。かなり踏み込んだ質問にも、亀梨は「デビュー当時は、受け入れるキャパシティの狭さを感じた。基本的に信用できる人が少なかったっていうか、大人って……と思ってたし、“オレがオレのこと一番知ってるぜ”みたいなヤツらでした」と初期のKAT-TUNを正直に表現した。

このところ映画『ジョーカー・ゲーム』の宣伝のためにあらゆるバラエティ番組にゲスト出演している亀梨だが、グループの過去やメンバー脱退についてもきちんと受け答えしている。今回の『嵐にしやがれ』や、「僕の場合は、隣にいた人がいなくなってった感覚だった。（赤西仁とは）ずっと2人で歌ってたし、だから自分が踏ん張らないとって思ってました」と話した『あさイチ』（NHK）は、キャパシティが大きくなったことを見せられる場面が多かった。2度のメンバー脱退によりグループ変革を余儀なくされたことは、個人としてもグループとしても、彼らの成長を加速させたことは間違いない。亀梨は、「昼メロよりももっと危険でスキャンダラスな夜メロ」と謳う主演ドラマ『セカンド・ラブ』（テレビ朝日系）が2月からスタートし、官能的なシーンが期待されている。公私にわたって“大人”になっていく亀梨からますます目が離せない。