ジャニーズWESTがゲスト出演した2月19日放送の『VS嵐』（フジテレビ系）。嵐とのバラエティ番組で初共演は、ファンから「嵐とジャニーズWESTの掛け合いがおもしろすぎ」「嵐とジャニストの絡みまた見たい」という声が上がるなど大反響を呼びましたが、ジャニーズWESTメンバーが3月7日発売の複数の雑誌で収録の裏話を明かしています。



番組には、2月4日発売のシングル「ズンドコパラダイス」の宣伝を兼ねて登場したジャニーズWEST。オープニングからメンバーの自己紹介タイムが設けられるなど、先輩の引き立てもあって7人のキャラクターが際立つ回となりました。

たとえば番組序盤、27歳で最年長の中間淳太と最年少・18歳の小瀧望が9歳差であることに話が及ぶと、相葉雅紀が「がんばれオジさん」と声がけ。嵐チームのプラスワンゲスト・ハライチの澤部佑が「そのセーターもお父さんが着るやつみたい」とツッコむと、中間は「ちょっと待って、デビュー1年足らずで『オジさん』って言うのやめてもらっていいですか？　まだフレッシュでいたいです」と、テンポの良いやり取りが繰り広げられていました。そんな中間は「POTATO」2015年4月号（学研パブリッシング）で『VS嵐』について「収録中はなぜか『おっさん』ってイジられて、『VS嵐』のおかげでいいキャラクターができました（笑）」と語っており、思わぬキャラ誕生に喜びを感じているようです。

また「Wink up」2015年4月号（ワニブックス）では、神山智洋と桐山照史が『VS嵐』や、ラジオ番組『関ジャニ∞ 村上信五・丸山隆平「レコメン！」』（文化放送、2月5日放送）など、先輩の番組に出演した際に「ボクらから何か引き出そうとしてくれる」（桐山）と、先輩からの“愛”を感じたエピソードを語る中で、神山は、

「オレは率先してしゃべりにいけるタイプやないんやけど、『VS嵐』では、たくさん振っていただいたので、たくさんしゃべれたっていうのがあるから。ただ、相葉くんがしゃべっているとき、オレが“GoGoスイーパー”のボールを押しこむガチャっていう音をさせちゃって。あれは、ほんまにミスした！　と思ってあせったけど…」

と、手応えを感じた収録の中でも、思わずヒヤリとした瞬間を告白。同ゲームはカートに乗った状態でフィールド上のボールをゴールに入れていくというものですが、放送では神山にトークを妨害された相葉が、「こっちが入れられなくても（カートで）当たりに行こう」と笑いに変えていました。神山は「そのときの状況を全部返してくれる。すっごいなって思ったわ」と、先輩の対応力に感服したよう。

同誌の中間、濱田崇裕、重岡大毅のクロストークでも嵐との収録を振り返り、中間は「優しく接するだけじゃなく、ちゃんとおいしくいじってくれるし。みんなおいしく仕上げてくれて嵐のみなさん、もう一流シェフやで（笑）」とベタ褒め。その後は、

濱田「松本くん、オレら全員の名前を覚えててくれた！　会うまえは、もっと怖い人かと思ってた（笑）」
中間「オレも！　控え室に入ってきた瞬間、オレらの顔を見ながら、ひとりずつ“え～っと…濱田！　そしてキミが藤井流星！”って」
濱田「オレらの顔見て“髪の色、変わってるなぁ”ってな。ちゃんと事前にオレらの写真見て、覚えてくれたんやな。く～、感動！」

と、松本潤の“神対応”を明かしていました。番組でも、テレビ局で松本に遭遇した濱田が、緊張のあまりに「俳優さんのフリ」をしてあいさつしたところ、松本がジャニーズの後輩だとは気付かずに深々と「おはようございます」と返答してくれたというエピソードを話していましたが、松本は怒るワケでもなく「オレ、それ普通よ。ジャニーズの後輩だからってワケじゃないんじゃないですか」と冷静にコメントしていました。誰にでも別け隔てなく接する松本だけに、ゲストに来る後輩のプロフィールを見て、髪の毛の特徴などから7人の名前を記憶していたのでしょう。

さらに濱田は、番組で行われた櫻井翔との“なで肩対決”について「duet」2015年4月号（ホーム社）の「ARASHI ZOOM『VS嵐』スペシャルレポート」内で『VS嵐』出演の喜びを噛みしめるととともに「櫻井さんとのなで肩対決も夢でした！　あれ、じつはオレちょっと首のつけ根をあげてたんですよ。それで勝てたんやと思います（笑）」と、手の内を暴露していたのでした。

対決自体は嵐が勝利し、大盛り上がりのうちに終了した『VS嵐』。ジャニーズWESTと嵐の絡みは双方のファンからも好評だっただけに、今後も2組の共演を楽しみに待ちたいですね。