＜ジャニーズ　ぶっちゃけ発言＞

――ジャニーズアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
三宅健（V6）

「ショック過ぎて、まだ（紅白の）オンエアを見られてないんです」



いつも天真爛漫なV6三宅健から、「自分の中でショック過ぎて……」というネガティブ発言が飛び出した!!　いったい彼になにがあったのか!?

この発言は、8月16日放送の『行列のできる法律相談所』（日本テレビ系）でのもの。この日の企画は、6日後に放送が迫った『24時間テレビ』（同）のテーマ“つなぐ”にちなんで、“入れ替わりの激しい芸能界で仕事をつなぐ処世術を紹介しますSP”。大女優・泉ピン子を「ピンちゃん！」と呼んでも怒られないなど、大御所芸能人にかわいがられていることで知られる三宅の処世術を探るのだという。

そんな三宅のエピソードのひとつとして紹介されたのが、昨年末の『紅白歌合戦』（NHK）での大失態。紅白初出演の彼の、「伍代（夏子）さんの後ろで踊らされてる」発言を覚えている方も多いだろう。緊張状態での失言だったとはいえ、当時大きな波紋を呼んだ。さらに追い打ちをかけるように、伍代のバックで踊っている最中に、左足の草履が脱げるというWハプニングに見舞われた三宅。『紅白』から20日後に放送された『三宅健のラヂオ』（bayfm78）では、「紅白終わって、三が日いっぱい引きずりました。31日は、まったくもって寝られませんでした。ホント落ち込んでた」と、漏らすほど、相当なダメージを受けたようだった。

あれから8カ月半経った『行列～』で、改めてVTRで失態を見せられた三宅は、「今初めて見ました。かなり自分の中でショック過ぎて、まだ（紅白の）オンエアを見られてないんです。トラウマで……」とコメント。いまだ彼の心の内では、この一件が消化しきれていないことをうかがわせた。

ただ、『紅白』のあと、三宅がとった行動が偉かった!! 三宅は、お詫びの手紙を伍代に送ったというのだ。伍代は、「“本当に昨年は失礼致しました”って書いてきてくださって、今どきの若い人にしては、とても律儀な方でうれしかったです」とラジオで語ったという。こういった礼儀を重んじるところが、大物芸能人にかわいがられる所以なのだろう。

かなりの自由人と言われる三宅だが、V6メンバーがいう「人との距離の近づき方のスピード、懐の入り方はまねできない」というのも、こういった常識的な一面を持っているからこそできる技。そう考えると、あの大失態は三宅の良さを世に知らしめるための価値ある“事件”だったのかも？