KinKi Kids堂本光一、市川染五郎を「ずっと横目で追ってた」!?

2015.9.15

『SHOCK』に歌舞伎テイスト入れちゃうと、『演舞城』との境目がなくなっちゃうからね

<ジャニタレ掲載誌チェック!!>

KinKi Kidsの堂本光一と市川染五郎との初共演が話題を呼んだドラマスペシャル『陰陽師』(テレビ朝日系、9月13日放送済み)。「オリスタ」9月21日号(オリコン・エンタテインメント)では、光一(源博雅役)×市川(安倍晴明役)のスペシャル対談を掲載している。



作家・夢枕獏の大ヒット作で、過去に野村萬斎×伊藤英明コンビでの映画化や、稲垣吾郎(SMAP)主演でドラマ化されたこともある同作。オンエア時には「内容が練りこまれていた映画版のクオリティにはかなわないのでは?」という厳しい声があったものの、晴明と博雅の関係性がわかりやすく描かれ、光一の存在感のある演技や迫力ある殺陣などは「今回が初めての時代劇とは思えない」と高く評価されていた。

対談では撮影のウラ話も飛び出していたが、タイトなスケジュールの中で時代劇の所作を身につけようと頑張っていたという光一は、「(所作の)先生はもちろんいるんですが、いちばん良いお手本(染五郎)が、いちばん近くにいるわけで。僕はずっと横目で追ってたわけです(笑)」「染五郎さんの後ろを歩きながらずっと研究してました」と告白。染五郎は「(全く気付いてなくて)迂闊でしたねぇ(笑)」と返していたが、ジャニーズでは一目置かれる存在の光一が、外部作品でもこうした努力を怠らないというエピソードはかなり新鮮だ。

一方の染五郎は舞台で活躍する光一をひそかにライバル視していたそうで、「(以前に日生劇場での公演で階段落ちに挑戦することになり)堂本さんも帝国劇場で階段落ちをやっていると聞いたので、『高低差では負けても、段数では勝てるように!』と美術スタッフに作ってもらいました」とぶっちゃけていた。

ともに舞台人であり、出演だけでなく演出も手がけているという共通点を持つ2人だが、光一は「歌舞伎は、日本の伝統文化なので、正直、僕のやっていることと同列に並べて語るのは失礼に当たるのではと思っているくらいですから…」と謙遜。しかし、同じジャニーズでは滝沢秀明(タッキー&翼)が『滝沢演舞城』や『滝沢歌舞伎』など歌舞伎のエッセンスをふんだんに取り入れた公演を続けていたり、玉森裕太(Kis-My-Ft2)がドラマ『ぴんとこな』(TBS系)で歌舞伎界のプリンスを演じるなど、ジャニーズ×歌舞伎は意外に相性がいい。歌舞伎役者の片岡愛之助が昨年、三宅健(V6)と舞台『炎立つ』で共演した際に「歌舞伎とジャニーズはともに男社会で、小中学生からずっとやっているのですごく共通するものを感じる」とコメントしていたが、華やかな半面、舞台裏でのストイックな側面がなければ成功しないところなど相通じる部分が多く、そこが見ている人にも親和性を感じさせるのではないだろうか。

「僕はもともと、作りこんだ世界を作るのが好きなので、あの現場にいられたことは非常に貴重な時間でした」と撮影を振り返っていた光一。彼のライフワークとなっているミュージカル『SHOCK』シリーズにすぐさま歌舞伎や時代劇のエッセンスが取り入れられることはないにしても、新たな経験を経た光一が今後の活動でそれをどう生かしていくのか、非常に楽しみだ。

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コメント

  1. 名無しだJより 2015年09月15日 10:57 AM

    染五郎さんと光一さんは相性がよさそう。
    仕事に対するストイックな姿勢などから、お互い尊敬しあえるのでしょうね。

  2. 匿名よりより 2015年09月16日 9:57 AM

    ジャニーズ×歌舞伎 以外に相性が良いのかも……
    仕事に対する前向きな姿勢。新たな経験を得た
    光一さん。今後の活動が楽しみですね!

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